そんな気持ちに揺さぶりをかけてくる商品を、このたびコンビニで発見。セブン-イレブン「はみでたチキン」とローソン「はみでるバーガー」です。今回はこれらがどれだけはみ出しているのか、確認していきたいと思います。
■セブン はみでたチキン うま塩ペッパー 298円(税込)
塩とブラックペッパーで味付けたローストチキンと、ピクルス、マヨネーズ、からしを使ったソースをバンズでサンドした商品。名前に「はみでた」という過去形を使い、揺るぎない“はみ出し”をアピール。
あちらにもこちらにも飛び出たチキン。思わずニンマリしてしまいそうな、いいはみ出し具合です。厚みもかなりあります。
バンズ上に一部、チキンの行きわたってないスペースを発見してしまいました。似たような事案に以前、コンビニのフルーツサンドでも遭遇したような…。
とはいえ、はみ出た部分で十分に補える程度。バンズだけ残ってしまわないよう、バランスに気をつけて食べれば問題ないので目をつぶります。
「温めてお召し上がりください」との表示に従って電子レンジで加熱。ひと口かじると、やわらかくも肉厚なチキンから肉汁がじゅわり。それを抱きとめる、ふわふわのバンズ。良い連携です。そこにピクルスマヨネーズのまろやかな酸味が加わり、シンプルながら過不足のないチキンバーガーとなっています。ペッパーはそんなに感じないかも。
■ローソン はみでるバーガー グラタンコロッケ 135円(税込)
バンズ型の揚げパンに、グラタンコロッケとマヨネーズタイプのドレッシングがサンドされています。こちらは「はみでる」という臨場感のある表現。またシリーズ品として「はみでるバーガー メンチカツ」も販売されています。
グラタンコロッケがバンズから盛大にはみ出しており、
上から見ると、はみ出た部分が三日月のようです。
先ほど同様、上側のパンをはがし、サイズを見比べると…
明らかにコロッケの方が大きい。どう配置しても、このパンでコロッケを覆うこと不可能でしょう。サンドされる前から、はみ出すことが宿命づけられたコロッケ。
とくに加熱等の指示はありませんが、こちらも電子レンジで加熱。するとグラタンコロッケがとろ~りクリーミーに!これ絶対温めた方がおいしい。ビッグサイズに加え、ぷりんとした食感のマカロニ入りで、ボリュームもたっぷりです。
揚げパンからは、しっとりじゅんわり油分のコク。ドレッシングのマヨネーズ&ソースによる濃いめの味付けも相まって、どこか懐かしいような味わいが楽しめました。
■“はみ出し”バトル勝者は?
内容も値段も異なるので、一様にどちらが良い・悪いとは言えませんが、今回はセブン「はみでたチキン」に軍配を上げたいと思います。理由は、パッケージから取り出した時の「うほっ!はみ出てるはみ出てる~!」という興奮が、こちらの方が大きかったから。一方のローソン「はみでるバーガー」は安くてボリューム大とコスパが抜群。デイリーに“はみ出し”を味わいたい人にオススメと言えます。