えん食べ編集部は、この日を待っていました。来年で50周年を迎える肉まんの老舗「井村屋」とのコラボ商品とあっては、食べないわけにいかないっしょ!ということで、さっそく「50年前の初めての肉まん」を買うべくサークル K サンクスへ。
どのあたりが50年前なのか比較するために、普通の「肉まん」も買ってみました。
■50年前の肉まんは、少し小さい
見た目を比較してみると、サイズは50年前の肉まんの方がやや小さめ、ひだひだの数も少なめです。でも、高さはどちらもほぼ同じ。
半分に切ってみると、豚肉の芳醇な香りが...!
どちらも「あん」がぎっしりと入っていますが、50年前の肉まんの方が隙間なく「あん」が詰まっている感があります。
■食べてみた
2つの肉まんを食べ比べてみました。
皮は、普通の肉まんの方ががふんわりしています。50年前の肉まんの皮は、よりしっとりしていてモチモチの食感。
「あん」は、普通の肉まんの中には玉ねぎやタケノコと思われる具材がゴロゴロっと入っているのに対し、50年前の肉まんには歯ごたえのある具材が入っていません。とてもなめらかでジューシーな「あん」です。普通の肉まんはシイタケやショウガなどの風味が強く感じられますが、50年前の肉まんはシンプルな豚肉の味がします。
■50年前の肉まんは、シンプルで美味い
総括すると、50年前の肉まんは最近の肉まんと比べて少し小さめですが、ジューシーな「あん」がたっぷり詰まっていてボリューム感たっぷり。シンプルな具材を使っているとあって、より肉の旨みが感じられます。肉まんって、50年前の発売当初からこんなにおいしかったんですね!そりゃあ半世紀も人々から愛されているわけです!
とにかく特筆したいのは、ぎっしり詰まった舌触りなめらかな「あん」。ぜひお試しあれ!
ちなみに、値段は50年前と同じではありませんのであしからず。