松屋が平成最後の春企画として販売している「お肉たっぷり新作焼き牛めし」を食べてきた。カルビ丼を思わせるガッツリした食べごたえが楽しめる。
2018年に開催した「松屋復刻メニュー総選挙2018」のスピンオフ企画「Twitter松屋ボツメニュー裏総選挙」で1位となった「焼き牛めし」をもとにしたメニュー。すでに一部店舗にて販売していたというが、客の評判がよく全国展開になった。
やわらかな牛肉を鉄板で焼き上げ、ピリッとした甘辛さのタレをからめてご飯にのせている。今年は肉を増量しているそう。価格は並盛が550円(税込)。
食券を買ってお店の人に渡し、しばらくして出てきた大きな丼には、焼いた牛の薄切り肉がどっさりのって、温泉卵と青ネギがかかっている。まずは卵を崩して肉にからめる。
それから米と一緒に口に運ぶと、なるほどうまい。焼いた肉は脂の香りが立って、タレや卵との相性もよい。ご飯にもタレがしみていて、丼をもってかっこみたくなる。
食べ進めるほどにピリピリと舌にしびれも伝わってくるが、食欲が刺激された感じで箸を動かす手は止まらない。一気に平らげてしまってから、やっとミソ汁の存在を思い出して味わう。
すっかり満腹して空になった丼をながめていると、そうか本当に平成が終わるんだなと感慨深かった。