道とん堀は、自分で焼くお好み焼きを楽しむスタイルの店。さあ“肉汁あふれるお好み焼き”を目指して、いざ焼かん!
まずは、生地をよく混ぜてから鉄板に置き、ざっくりと10回ほど混ぜます。生地を2つに分けて丸く整えたら、一方の真ん中にくぼみを作り、挽き肉をどん!とのせます。このとき、生地が大きく広がりすぎないように小さめにまとめ、生地からはみ出ないように、こんもりと盛り上がるように挽き肉をのせるのがポイント。
そのうえにもう一方の生地をのせたら、挽き肉を包み込むようにギュッギュッと成型します。半球状の塊を目指すくらいがイイようです。
続いてこのうえに、豚肉を並べていきます。さっき挽き肉を投入したところなのに、また大量の肉!重なることなんて気にせずに、全部並べてしまいましょう。
ここから、フタをして5分。ひっくり返して5分。再びひっくり返して5分。最後にもう一度ひっくり返したら焼き上がり。仕上げにソースをぬり、ツヤツヤと輝く卵黄ソースをまわしかけます。
さっそく真ん中にコテを入れると、肉汁が出てくる出てくる…。その肉汁からたちのぼる香りの、なんと食欲をそそることか!
口に入れると、まるで肉汁したたるハンバーグを食べているみたい。これはもはや巨大ハンバーグだ!
生地で挽き肉をサンドするように焼いたから、もっと“挟んでます”みたいな仕上がりになるのかと思いきや、ほろっと崩れる挽き肉の食感と、もんじゃのように柔らかい生地の食感が、絶妙なバランスで共存。見事な一体感を生み出しています。これにとろとろ&濃厚な卵黄ソースをあわせると、新感覚の食べ物に。想像をがっつりと裏切る一品と出会ってしまいました。
なお、もっとエッジが効いたものがほしい人は、「スパイシー肉玉」をお試しあれ。ジューシー肉玉と同じように焼き上げるのですが、コショウたっぷりの生地になっています。あわせるのは、にんにくがしっかりと効いた「特製スタミナソース」。コショウのスパイシーな刺激とニンニクの香りを、卵黄ソースがうまくまとめています。ビールをくいっとあおりたくなる仕上がり。
価格は各980円(税別)。
さらにさらに、“進化系豚玉”には、食感の違いを楽しめる「サクとろ豚玉」(税別850円)なんてものも。とろとろ生地とサクサク生地を別々に焼き、重ねて仕上げることで、一般的な豚玉みたいな見た目だけど、食べたときに「おっ?」と驚く、これまた新感覚のお好み焼きです。
この夏は、肉が食べたくなったら、あえて“進化系豚玉”シリーズで攻めてみる、なんていかがでしょう。どれも肉たっぷりなので食べ応え抜群。肉が食べたいときにこそ、おすすめです。
情報提供:道とん堀