説明不要かと思いますが一応お伝えすると、これは“苺のショートケーキ”をイメージしたポテトチップス。国産イチゴ「とちおとめ」を使ってイチゴ味が再現されているとか。想定価格は130円(税別)。
●ひと足早くえん食べ編集部に届いた
発売日に先がけ、湖池屋さんからえん食べ編集部に試食用の商品が送られてきました。
まだクリスマスまで日もあるし、フレーバーが破天荒すぎてどうしたらいいかわからなかったので、とりあえず開封しておそるおそる中の匂いをかいでみました。すると…ほんのり甘い香りが!しいていうならドーナツのような、揚げたスイーツっぽい匂いがします。
腹をくくって食べてみると…舌にのせた瞬間に感じるのは甘酸っぱくてフルーティーなイチゴ!そして2、3回かむと、まるで生クリームのような甘みがジワジワと広がってきます。これが消えると、後半はいつもの香ばしくてしょっぱ美味いイモの味へと引き継がれます。なんだこれ不思議!
ポテチをよく見てみると、表面に粉雪のような白いパウダーが。これが甘いような気がする…!
今まで体験したことのない味なんですけど、意外とアリです。そして前半(口に入れて)から中盤にかけては、確かに苺のショートケーキみたいな味がします。
●クリスマスケーキの代わりになるか?
個人的には、これはこういうもの(あまじょっぱいポテチ)としてビールやワインのおつまみに食べたいなと思ったのですが、湖池屋的には「ショートケーキに代わる存在」としてこれを売り出したいようなので(ケーキ対策プロジェクトチームを結成したらしい)、本当にケーキの代わりになれるのか確かめてみることに。
ちなみにポテチ1袋(60g入り)のカロリーは341kcal。ショートケーキ1ピースとほぼ同等のカロリーですね。
あ、うん…やっぱり本物のショートケーキと並べちゃうと、華やかさではかないませんね…でも!クリスマスケーキって、キャンドルを立てて飾ったりしますよね?ポテチにも立てればいいんじゃない?ほら、ロマン…チッ……
むしろなにかの儀式みたいになりましたね。
まあとにかく、食べてみましょう。
やはり味も、本物と比べちゃうと「あ、これはポテチだわ」ってなっちゃいました。が、思わぬ副産物として“気づき”がありました。ポテチとケーキを一緒に食べると割と美味い!
ポテチの程よい塩気とケーキのクリーミーな甘みが、次のひと口を誘う絶妙なハーモニーを奏でるという奇跡。交互に食べていると止まらなくなります。「それ、ショートケーキ味のポテチである必要ないよね?」という苦情は受け付けません。
●結論:こういうものとして食べるのが良い
ケーキの代わりになれるかどうかよりも、やはりこういうものとして食べるのがいいと思います。ただし、ケーキは歯ごたえがなくて食べごたえがないな~と常日頃から思っている人は「歯ごたえのあるショートケーキ」として楽しめるんじゃないでしょうか。
また、見た目は普通のポテチなので、何味か教えずに友達に食べさせてフレーバーを当ててもらう“ききポテチ”をやっても楽しそう。ちなみに、ある編集部スタッフに味を言わずに食べさせたら「リンゴ?」という回答でした。甘くてフルーティーなことまでは分かっても、さすがにショートケーキ味だとは思いませんよね。
インパクトだけで終わらず、味の完成度も高いポテトチップス 苺のショートケーキ味。いろんな意味で、今年のクリスマスパーティーを盛り上げてくれそうです。