同メディアによると、「PiePal」は3Dプリンターを使って開発された商品。カードサイズの小型コンピューター「Raspberry Pi」と、大量の LED ライトがボタンに接続されている。 Wi-Fi を使ってドミノ・ピザのオンライン注文サービスへアクセスし、ピザを注文できる仕組みになっているとのこと。注文できるピザの種類には、1~5までの番号が紐づいているようだ。
「PiePal」の使い方は以下の通り。
1. 注文したいピザの番号にダイヤルを合わせる
2. ボタンを押す
3. 約30分後にドミノピザが届く
なんと簡単にピザが注文できてしまうことだろうか。部屋から出る必要も、言葉を発する必要もなく、さらに注文にかかる時間は10秒にも満たない。面倒くさがりにとっては夢のような商品、それが「PiePal」なのだ。
...よく考えると、インターネットを使えば食事の注文など簡単にできてしまう時代だ。わざわざこのボタンを使う必要などないと思われるかもしれない。しかし「ボタンを押せば、ピザが届く」という子どものような単純な発想と、注文する手間を極限まで省きたいという切なる願いが生み出した(であろう)発明品に、筆者はロマンを感じずにいられないのだ。
ちなみにこの「PiePal」、現在はテストモニターによる試用中のようだ。買うかどうかは別にして、一般発売される日が待ち遠しい。