松屋の季節メニュー「トマトフォンデュソースのビーフハンバーグステーキ」を食べてきた。200gのパテは確かなボリュームだった。
あらびき牛肉、タマネギ、パン粉、調味料、香辛料を配合したパテを焼きあげたうえ、たっぷりタマネギの入ったトマトフォンデュソースをかけた一品。トッピングによって値段が変わるが、今回は目玉焼きを選択。通常より60円高い850円(税込)となった。
到着した定食は、深皿に入った主菜の存在感が強い。目玉焼きとトマトフォンデュソースでパテがすっぽり隠れているが、それらをどかすと大きな塊(かたまり)が姿を見せる。
スプーンを入れるとミンチをよく練ってある、固さと密度のある手ごたえ。えぐりとるようにしてカットし、できるだけソースをどっさりつけ、さらに卵の黄身をからめて口に運ぶ。なるほどタマネギの風味がかなり強い。
お米と一緒にほおばると満足感が高いが、とにかく肉量があるので、ライスは大盛を頼んだ方が釣り合うかもしれない。
リズムよくご飯とハンバーグを交互に食べ、さらにあいまにサラダやミソ汁を味わってすっきりさせつつ、ようやく食べ終わるころには頭の奥がしびれるぐらいお腹がいっぱいになる。
ランチよりは夕飯向きに思えるメニューだが、昼どきにお店を訪れた際は、男性はもちろん女性も注文し、目玉焼きだけでなくチーズのトッピングを選んでいる人もいたので、松屋のハンバーグ好きの層の厚みを再認識した。