マクドナルドの期間限定メニュー「ホットアップルカスタードパイ」を試してみました。熱々のカスタードクリームが、とろっとしたリンゴのフィリングと相性がよいスイーツです。
価格は130円(税込)。マクドナルドの定番メニュー「ホットアップルパイ」にカスタードクリームを足したもの、と言えばそれまでですが、食べてみると、なるほどぴったり合うな、と納得できます。
ホットアップルパイのザクザクパリパリのパイ生地を割ると、中からのぞく飴(あめ)色のアップルフィリングと、カナリア色のカスタードクリームがきれいなコントラストになっています。どちらもとろみがついていて、あふれだすようなことはありませんでした。
かじってみると、パイ生地の食感はいつものホットアップルパイで、フィリングに利いたシナモンもかぐわしく、リンゴは果肉がころころと舌ざわり、歯ざわりよく安定のおいしさ。
そこに加わったカスタードは、ふんわりした甘さとなめらかな口あたりでクリームとしての存在を主張してくるものの、リンゴの風味をちゃんと引き立てます。プレーンなホットアップルパイのファンをがっかりさせないできばえ。
サクサクの食感のあとからリンゴとカスタードの香が同時に口の中に広がるところは、「クレームブリュレ」も少し連想します。とはいえ、あくまで気取ったところのない、マックのスイーツらしいジャンクなおいしさでした。