食材ネット宅配サービスのOisix(オイシックス)が、今年(2017年)12月で連載10周年を迎えるマンガ「宇宙兄弟」とコラボレーション。手軽に“マンガ飯”が作れる「宇宙兄弟×Kit Oisix(キットオイシックス)」が9月21日から10月5日までの期間限定で販売されています。
これは、「宇宙兄弟」の作中に登場するメニューを手軽に再現できるミールキット。主菜の「宇宙兄弟メシ!お月見煮込ハンバーグ」と、副菜の「ケンジが食べた食堂のグリーンサラダ」がセットになっています。価格は2人前1,640円、3人前2,260円。
ちなみにミールキットが配送されてくるダンボールも特別な「宇宙兄弟」デザインになっています。開けるときのワクドキが止まりませんね。
主菜のハンバーグは、10巻#89「食卓と旅立ち」で、主人公ムッタの宇宙飛行士の同期である北村絵名の妹、ケイが作ったハンバーグを再現したもの。今回はお月見シーズンということで、月に見立てた目玉焼きが付いた“特別バーション”。
副菜のサラダは、1巻#3「ネジ一個だよ人生は」に登場したもの。ムッタと同期で親友でもある真壁ケンジが、宇宙飛行士選抜試験の面接の日にJAXAの食堂で食べていたサラダです。「天の川カレー」のセットになっていたものですね。
◆ピックとマットと“名言”付き
キットには、自分で切り貼りして作るオリジナルピックと、特製ランチョンマット(いずれも紙製)が付いてきます。さらに宇宙兄弟の“名言カード”も。ファンはたまりませんね、これ。◆マンガ飯を作ってみた
憧れのマンガ飯、えん食べ編集部でも作ってみました!レシピと食材が入ったミールキットに、自分で用意する「牛乳」と「バター」、さらに調味料各種を合わせれば準備完了です。
まずはハンバーグに添える目玉焼きを焼きます。さらにカットした小松菜とにんじんを、バターと一緒にレンジでチン。
(フタをしてレンジにかけられるボウルを使いました)
ここでサラダの下ごしらえを。赤玉ねぎを薄切りにして、水にさらしておきます。ちなみに赤玉ねぎ、小さくて包丁で切りにくかったので、私はスライサーを使っちゃいました。
続いてハンバーグのたねを作ります。玉ねぎをみじん切りにしてボウルに入れ、レンジでチン。ここにひき肉やパン粉、調味料を加えて小判型に丸めます。これをフライパンで両面焼いたら、水を加えてフタをし5分ほど蒸していきます。
ここで再びサラダに戻ります。ハンバーグを蒸している間にレタスときゅうりを切り、水気を切った赤玉ねぎ、トマトとともに器に盛れば完成!
残すはハンバーグの仕上げだけ。フライパンにカットしたエリンギとソースを入れて、ハンバーグに絡めながら2分ほど煮れば完成です。
お皿に盛り付け、付け合わせの野菜や目玉焼きを飾って。
ふっくらジューシーなハンバーグをはふはふほお張ると、肉汁に甘辛いタレがとろりと絡んで美味~!サラダもシャキシャキ。ここにご飯を添えればもう立派な夕食ですよね。
◆試してみた感想
パウチには「20分以内で作れる」と書いてありますが、撮影したり、つど器具を洗ったりしていたため、私は完成まで1時間近くかかってしまいました。が、手馴れている人なら20分ほどで作れると思います。なお、材料は調理前に献立ごとにまとめておくと便利かも。みじん切りなどの工程はあるにせよ、ソースの分量を量ったり、お肉や野菜を適量切り出したりする手間がないのでだいぶ楽でしたよ!
私のようなマンガ飯ビギナーでも簡単に作ることができますので、マンガ飯に興味のある方は最初のとっかかりとして試してみてもいいかもしれませんね!
(c)小山宙哉/講談社 (c)Chuya Koyama/Kodansha