味はもちろん食感も気になる! えん食べ編集部は、ひとあし先に試食してきました。結果、アリかナシかでいうと、間違いなくアリです。ハマると抜け出せなくなりそうなおいしさでした!
そもそも、トルコのウスラック・ブルゲルは、スパイスがきいた甘めのソースにひたしたバンズで、パティを挟んだもの。屋台でも販売されていて、おやつや夜食としても食べられているそうです。飲んだ後に買い求める人も多いのだとか。
これをモス流にアレンジしたのが今回の商品。実際に、キッチンで作っているところを見せてもらいました。白いパンに、スライスチーズと通常より一回り小さいパティをはさみ、ナポリタン風味のオリジナルソースに丸ごと浸したら出来上がりです。作り方はとてもシンプル。
全体を温かいソースに浸すから、全体が熱いのです
作っているときは、ただようソースの香りに食欲を刺激されていたけれど、完成品はぐちゃっとしていて、正直なところ、おいしそうには見えません。持つとぬめっと滑りそうになるし。
でも食べると、柔らかいパンとパティ、溶けたチーズがぎゅっと密着し、初めからひとつの食べ物だったかのような一体感を生み出しています。これおいしいぞ!
ソースは、みじん切りにしたトマト、タマネギ、ニンニクに、ケチャップやウスターソースなどを混ぜて煮込んであるそう。想像していたほどケチャップが強くなく、酸味と甘みのバランスも良し。アクセントの白ワインが香る“大人な味”でした。どこかモスバーガーのミートソースに通じるものを感じます。これだけソースがあるのにしつこくないし、小ぶりなので、何個でも食べられそう。夜食に食べたくなるの分かるわ!
ただし、ソースでひたひたになったバンズの食感は、好き嫌いが別れそう。牛乳に浸したパンみたいな、湯気でしっけてしまったパンみたいな…なんともいえない食感からは逃れられないのです。これさえ気にならなければ、子どもからお年寄りまで、みんながおいしく食べられるハンバーガーなのではないでしょうか。逆にハマってしまったら、抜け出せなくなりそう。
モスの担当者も「お客様の反応が分からないので…」と、ドキドキしているもようの“モス流ぬれバーガー”。数量限定でなくなり次第終了となります。筆者個人的には、2週間程度で売り切れてしまうのでは?と予想しています。もはやお約束のセリフですが、気になる方はお早めに!