東北・三陸の海の幸がたっぷりと詰め込まれた“海鮮中華まん”「釜石海まん」が誕生しました。11月4日から三越伊勢丹新宿店で先行販売されています。ラインナップは「泳ぐホタテのアヒージョ」「三陸天然鮭のグラタン」「三陸極鮮炙り鯖のカレー」の3種類。岩手県釜石市内の食品製造・加工会社6社により共同開発された商品です。

海鮮中華まんと聞くと、ホタテやエビが入っていて、中華風に味付けしてあるものを思い浮かべます。でも、一味違うのがこの海まん。食べてみると、これでもか!と魚介が主張してくるうえ、いままで食べたことのない味に仕上げてあるんです。


3種類を食べてみました!
3種類を食べてみました!

「泳ぐホタテのアヒージョ」は、ゴロっと入った大きなホタテが印象的。“泳ぐほど新鮮”なヤマキイチ商店の「泳ぐホタテ」を釜石産の魚醤に漬け込み、釜石産のシイタケ、三陸産アミエビ、青森産のニンニクなどを使い、アヒージョ風に仕上げてあります。ニンニクがしっかりと効いていて濃い目の味付けなのに、それに負けないホタテの旨みにビックリ!

この、ホタテの存在感
この、ホタテの存在感

「三陸天然鮭のグラタン」には、三陸産の天然鮭のうち、最も高級な“レッド”の鮭が使われているそう。これを塩焼きにしたものと、岩手県遠野市産のタマネギ、ニンジン、釜石産のシイタケ、三陸産アミエビをあわせ、ホワイトソースで味付け。グラタン風に仕上げてあります。パカっと開くと、ピンク色に輝く鮭の身たち。食べてもホワイトソースの存在感の薄さったらもう。それだけ、鮭の味も量も充実していました。

ホワイトソース氏よ、どこへ…
ホワイトソース氏よ、どこへ…

「三陸極鮮炙り鯖のカレー」は、ひとくち食べると“鯖の香ばしさ”が口の中にぐんと広がります。京都で特別にブレンドしてもらったスパイスを、青森産ニンニク、遠野産タマネギなどとあわせ、三陸いりや水産のブイヤベースを加えて仕上げてあるのだとか。生食できるほど新鮮な鯖を、網焼きにしてから加えてあるのがポイント。香ばしさはココから生まれたようです。

サバの香ばしさに注目!
サバの香ばしさに注目!

釜石海まんは、3個セットで900円(税別)。三越伊勢丹新宿店地下1階 シェフズセレクションコーナーで試食販売を実施中(11月10日まで)。その後、釜石市内や岩手県内、ECショップなどで順次発売される予定とのこと。また、ほかの素材を使った商品も開発していく予定なのだそうです。“ご当地海まん”とか、魚の旬にあわせて素材が変わる海まんとか登場したら楽しそう。

優しい風合いのパッケージイラストもすてき
優しい風合いのパッケージイラストもすてき

うまみたっぷり、ゴロっと魚介が主役の釜石海まん、見かけたらご賞味あれ!