お正月といえばおせち料理。

年に一度のものだから、毎年同じでも飽きるということはありません。ですが、毎年同じであるがゆえ、年を重ねるごとに新鮮さを感じなくなってきているのも本音。


そんなとき知ったのが「洋風おせち」の存在。なんでも赤ワインで仕上げた黒豆やメープルシロップ風味の伊達巻、レーズン入りの田作りなどが詰め合わされ、シャンパンがセットになっているのだとか。気になる…!

おせちの新たな魅力を知ることで、普段のおせちとも新鮮な気持ちで向き合えるかも…。そう考え、「洋風おせち」のメディア向け試食会に行ってきました!

■洋風おせちを試食!

今回試食したのは、シャンパン「ヴーヴ・クリコ」とセットになった「KANDOU NIPPON おせちwith ヴーヴ・クリコ ハーフボトル」。4人用の三段重で、現在「KANDOU NIPPON」のWebにて予約受付中です。

シャンパン付きの三段重
シャンパン付きの三段重

◆壱の重

壱の重には、海老をホワイトソースとチーズでグラタン風に仕上げた「テルミドール」を中央に据え、おせちならではの黒豆や田作り、数の子、クルミの甘露煮、サツマイモのきんとんなどが詰め合わされています。

海老や黒豆などおせちのスタメンが揃う壱の重
海老や黒豆などおせちのスタメンが揃う壱の重

黒豆は、赤ワインで甘く煮たもの。舌で押すとなめらかなペースト状につぶれ、コクのある甘みと赤ワインの華やかな香りで口の中を満たします。

ワインの香りが華やかな黒豆
ワインの香りが華やかな黒豆

数の子も洋風にアレンジ。ダイス状にカットされた数の子が、プリッとしたえび、粒感のある木の芽とともにマヨネーズ&マスタードで和えられています。数の子のプチプチとした食感にクリーミーな味わいが新鮮!

クリーミーな数の子
クリーミーな数の子

◆弐の重

弐の重には、おせちの定番「お煮しめ」とともに、ローストビーフや伊達巻、ごぼうの胡麻和え、ピクルスや合鴨ロースなどが詰め合わされています。

お煮しめ(左上)擁する弐の重
お煮しめ(左上)擁する弐の重

お煮しめは、野菜や鶏肉の素材を引き立てるシンプルな味付け。ブイヤベースやコンソメでほんのり洋風の味わいに仕上げられています。ごろっと大きな鶏肉が美味!

シンプルで素材の味が楽しめるお煮しめ
シンプルで素材の味が楽しめるお煮しめ

ふんわりとした食感の伊達巻は、メープルシロップ風味。たまごと組み合わされた味わいは、どこかホットケーキに通じるものがあるかも?

メープル風味でスイーツみたいな伊達巻
メープル風味でスイーツみたいな伊達巻

◆参の重

参の重には、イチジクとクルミのライブレッドとチーズスフレを中心に、チーズやフォアグラムース、キャビアの瓶詰などが詰め合わされています。

バゲットやペーストが詰め合わされた参の重
バゲットやペーストが詰め合わされた参の重

ライブレッドは、薄くスライスしてチーズやフォアグラムースをたっぷりのせ、シャンパンのおともに食べるのがおすすめだそう。トーストするとカリッとして、しっとりしたチーズやムースとのコントラストが際立ちます。

バゲットには壱の重の「きんとん」をのせても
バゲットには壱の重の「きんとん」をのせても

チーズスフレはふんわりとろける軽い食感。なのにチーズのコクはしっかり。甘さ控えめなので、お好みでドライフルーツと合わせて味を調整しても。

デザートにはふわふわチーズスフレ
デザートにはふわふわチーズスフレ

■まとめ

「洋風」とは言っても、伝統的なおせち料理の顔ぶれが揃い、ぱっと見た時の違和感はそれほどありません。味わいもおせちからかけ離れた洋食そのものではなく、「洋風」のエッセンスを加えたもの。個人的には、いつもは苦手な数の子のプチプチとした食感がむしろおいしく感じたのが驚きでした。伝統的なおせちもいいけれど、たまには一風変わったものを食べてみると、おせちを見る目が変わるかも?

なお、KANDOU NIPPON おせちwith ヴーヴ・クリコ ハーフボトルの予約は12月25日まで、Webにて受け付けられています。商品到着は12月30日。価格は29,800円(送・税込)。