こうなったら、「食べ比べをしなくちゃ!」と妙な衝動に駆られたえん食べ編集部。大手3社とミスドのドーナツを購入して食べ比べてみました。この記事では、ローソンのドーナツについてレポートします。(食べ比べ編、セブン編、ファミマ編もどうぞ!)
◆8月までに8,000店まで拡大予定
大手3社のなかではもっとも後発となるローソンですが、4月17日、8月までに約8,000店まで拡大すると発表されました。とはいえ、すでに約600店舗で導入されているので、食べたことがある人も多いかもしれません。販売方法はセブンと同じカウンター方式です。
◆ぜ~んぶ税込100円!
現時点でのラインナップは全6種。工場で作られる4種と、店内で揚げて仕上げられる「ハワイアンドーナツ」2種です。
・オールドファッションドーナツ チョコ 100円
・モッチリング いちご 100円
・モッチリング ショコラ 100円
・シュガードーナツ 100円
・ハワイアンドーナツ プレーン 100円
・ハワイアンドーナツ チョコレート 100円
さらに今回は、個人的にハマっている「ブランの焼きドーナツ」(120円)も購入しました。
◆7種を食べてみる
それでは、順番に食べてみます。
まずはオールドファッションドーナツ チョコ。ミスドのチョコファッションと並べてみると、かなりチョコレートが黒いのが分かります。形は似ているけれど、生地の色はミスドの方が濃いきつね色。食べてみると、ローソンのチョコレートはかなりビターでした。そのぶん、生地は甘めに仕上げられているようです。
モッチリング いちごは、しずく型の生地を8個つなげて円形にしてあります。食べてみると、ミスドのポン・デ・リングに近いモチモチ食感があり、より歯切れがよい印象。またいちごチョコは甘みが強く、「あ!いちごチョコ食べてる!」と実感できます。
一方モッチリング ショコラは、オールドファッション同様ビターなチョコ。いちごの甘さとは対照的でした。生地はプレーンかと思いきや真っ黒!
白っぽいグレーズがかかったシュガードーナツは、見た目ほど甘くありません。ほんのりとハチミツのような香りを感じました。また生地がふかふかしすぎていないので、食べ応えはあるかも。
そして、ローソンのカウンタードーナツで外せないのがハワイアンドーナツ。“店内調理”で仕上げられる、ファンが多いメニューです。購入時に渡される砂糖を袋に入れ、シャカシャカ振ってまぶします。
プレーンは、中に何も入っていないがゆえの素朴な味わいが特徴です。そしてチョコレートは、中に濃厚なチョコクリームが入っているタイプ。レンジで温めると“ふわふわトロリ”が楽しめます。温め時間は10秒~20秒が目安だそうですよ。
そして、カウンタードーナツではないものの、個人的にハマっているのがブランの焼きドーナツ。ベーカリーコーナーで販売されています。ブラン(小麦ふすま)を使って低糖質に仕上げられたこの商品、チョコがかかっているのに 157kcal、かつ糖質が12g を切るという、健康志向の人には嬉しい商品です。ブランなのでちょっともっさり気味の生地ではありますが、揚げたドーナツに抵抗がある人も、これなら罪悪感なく食べられるのではないでしょうか。
◆カフェオレに合う“オトナ味”
ローソンのドーナツは、ブラックコーヒーよりもカフェオレが合いそうな味でした。特に、ビターなチョコレート系はカフェオレのおともにおすすめ。
ちなみにハワイアンドーナツからは、季節にあわせたフレーバーが販売される予定です。現時点で予定されているのは「はちみつレモン」「北海道メロン」の2種。このうち北海道メロンを記者発表会で試食したのですが、ちゃんと“メロンの味”を感じました。しかも濃厚!赤肉メロンのピューレが入っているのだとか。
※表記価格は税込