“実在のダイヤ”と同じカットの飴「スイートジュエル」、あめやえいたろうから [えん食べ]

飴の専門ブランド「あめやえいたろう」から、ホワイトデー向けの商品「スイートジュエル」が、銀座三越店などで3月4日から順次発売される。

まるで本物のクリスタルのよう

「スイートジュエル」は、実在のダイヤモンドやクリスタルと同じカットを施した、“宝石の輝きを持つ”あめ。額縁をイメージしたオリジナルギフトボックスには、メッセージカードを入れることができる。

“宝石”みたいなあめに、甘い誓いを込めて

あめの形は4種類。それぞれの“宝石”にはストーリーがある。

「女王の輝き（コ・イ・ヌール）」は、1304年頃発見された、世界最古にして最大のダイヤモンド。「この石を手に入れた者は世界を統一できる」と信じられてきたこの石はビクトリア女王に献上され、現在は王室の戴冠式に使われる重要な宝石となっている。

「美しい謎（ピゴット）」は、最初の所有者ジョージ・ピゴット男爵の名前から命名されたもの。一時はナポレオンの母マダム・ボナパルトが所有していたとか。最後の所有者はアルバニアの統治者アリ・パシャで、1822年にはこの宝石の引き渡しをめぐってトルコ皇帝との間で格闘となったが、その後の行方は謎のまま。

女王の輝き（左）と美しい謎（右）

「太陽の花（パシャオブエジプト）」は、インド産の8角形ブリリアントカットダイヤモンド。1848年にエジプトの将軍エブラヒム・パシャが購入し、1933年にはカルティエによって売られ、エジプトのファルーク王のもとへ。これをイタリアの宝石商ブルガリが買い取ってアメリカへ渡り、指輪にセットされた。現在はヨーロッパで個人所有されている。

「祝福（クリスタルティアドロップ）」は、日本のカット技術からうまれた「幸福を呼ぶ」とされているクリスタル。“幸せな涙のしずく”の意味を持つ。水晶のように透明なティアドロップからは虹のような輝きが溢れ、“祝福”をイメージさせる。