JT(日本たばこ産業)は2月4日、飲料事業から2015年9月末をめどに撤退すると発表しました。これを受けて、「桃の天然水」が飲めなくなくなるのではと話題になっています。

「桃の天然水」が消えるだって!?たまに飲みたくなるんだよなぁ…  (画像:「桃の天然水」ブランドサイト)
「桃の天然水」が消えるだって!?たまに飲みたくなるんだよなぁ…
(画像:「桃の天然水」ブランドサイト)

 
JT が飲料事業に参入したのは1988年。現在では、「桃の天然水」「ルーツ」をはじめ、茶系飲料「辻利」、炭酸飲料「爽快ビタミン」、「おしるこ」や「コーンポタージュ」など、さまざまな商品が販売されています。


なかでも「桃の天然水」は、1996年に発売され、華原朋美さんが出演した CM をきっかけに大ヒットしました。いっとき姿を消したものの、2014年に入ってからは「スパークリング」「ソルト&ピーチ」「HOT(ホット)」など、新たな商品も発売されています。根強いファンも多く、Twitter などには「桃の天然水が消える」と惜しむ声が上がっています。

とはいえ、まだなくなると決まったわけではありません。JT の担当者によると、各ブランドの今後(9月以降)については「さまざまな可能性を検討している段階」とのこと。ほかのメーカーへの譲渡などが決まれば、9月以降も桃の天然水が飲めるかもしれません。