南青山のチーズ専門店「DAIGOMI(ダイゴミ)」で、パソコンメーカー「マウスコンピューター」とコラボレーションして誕生した“チーズの盛り合わせ”が無料で提供されています。4月29日までの期間限定で、来店したすべてのお客さんが対象。
マウスコンピューターのロゴマークをかたどったチーズと、パソコンのキーボードをイメージしたチーズが盛り合わされたもの。今回のコラボの背景には「マウスコンピューター秋葉原店の看板にあった“チーズマーク”が消えてしまい、DAIGOMIのスタッフが発見した」というストーリーがあったそう。
ロゴマークをかたどったチーズは、国産ゴーダチーズを一度溶かし、刻んだたくあんを混ぜ合わせて再び固められたもの。ほろほろと口の中でほどける食感や、たくあんの甘じょっぱさとチーズのコクが混ざり合うユニークなおいしさが楽しめます。たくあんのこりこりとした歯ごたえがアクセント。
一方キーボードがモチーフとなったサイコロ状のチーズは、イカスミを加えて真っ黒に仕上げられています。5つあって、それぞれ「M」「O」「U」「S」「E」のアルファベット入り。しっとりなめらかな食感でイカスミ特有のクセや臭みはなく、ワインにも合いそう!
◆DAIGOMIの看板メニュー
ちなみに、DAIGOMIの看板メニューは「チーズ屋さん本気の石焼チーズリゾット」(2,780円)。4種のチーズ(パルメザン、カマンベール、モッツァレラ、超熟成ブルー)を使ったぐっつぐつのリゾットに、お客の目の前でラクレットチーズを豪快にトッピングして仕上げてくれます。具材には、ジューシーなベーコンと角切り玉ねぎがごろごろ入っているほか、セロリやニンジンなどの香味野菜をみじん切りにして炒めた“ソフリット”が合わされています。
全体をよく混ぜ、口へ運ぶと…まさにうまみの塊!全5種類のチーズの芳醇な香りとまろやかなコク、ほどよい塩味をともなったうまみが口いっぱいに広がり、黒コショウがさらにおいしさを引き立てます。
もったりとした口あたり、ねっとりした舌ざわり、とろりとした口どけ、少々ざらつく濃厚な食感に加え、まだ溶け切らずに歯ごたえの残るラクレットチーズのモチモチ感がかわるがわる訪れます。
チーズが濃厚でめちゃくちゃ食べごたえがあるので、2~3人でシェアしてちょうどいいくらいかも。もちろん、一人で全部食べきるお客さんもいるそうです(おいしいので、実際いけると思います)。
◆期間限定アヒージョも!
もうひとつ、今の時期ならではのおすすめメニューが「岡山県産マッシュルームとカマンベールのアヒージョ」(1,280円)。6月頃までの期間限定で提供されています。カマンベールチーズは北海道産のものを使用。外皮が硬くて熱を入れても中身がなかなか溶け出さないため、アヒージョに向いているんだとか。
チーズはもっちりと濃厚ながらも歯切れの良い食感。噛むとはじめて口の中にとろけ出し、クリーミーなコクが広がります。ぷりぷりとしたマッシュルームとも相性ばつぐん。
アヒージョ自体はほぼ通年で提供されていますが、岡山県産マッシュルームが使われているのは今の時期だけだそう。間違いなくお酒にも合いますので、おいしいチーズでワインが飲みたくなったら南青山まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。