
今日4月4日は「あんぱんの日」。1875年の同日、銀座木村屋のあんぱんが明治天皇に献上されたことにちなんで制定されたそうです。
が、あんぱんがおいしいのは木村屋だけじゃないぞー!ということで今回は、東京・浅草にあるあんぱんのお店「あんですMATOBA(マトバ)」をご紹介します!

老舗のあんこ屋さんが始めた、もう35年ほど営業しているあんぱんのお店です。
驚くべきは、あんぱんの種類の多さ!こしあんぱんや小倉あんぱんをはじめ、黒ごまあんぱん、ずんだあんぱん、焼きいもあんぱん…などなど、ざっとメニューを見ただけでも20種類ほどあります。
あんぱん以外にもクロワッサンやクリームパン、お惣菜パンなど各種販売されていますが、陳列棚の大部分を占めているのはやはりあんぱんのたぐい。

◆一番人気はやっぱり…
お店の一番人気は「こしあんぱん」(160円、税込、以下同じ)。北海道産あずきを100%使ったこしあんが中にたっぷり詰まっています。ふかふかのパンと、しっとりなめらかなこしあん。しょっぱい桜の塩漬けがアクセントにきいた、ザ・王道のあんぱんです。


◆変わり種あんぱん
変わり種には、「メロンあんぱん」や「フランスあんぱん」「パンプキンあんぱん」などがあります(各160円)。メロンあんぱんは、さっくりとした生地のほんのりレモン風味がさわやかなパンに、自家製うぐいすあんを詰めたもの。お店のスタッフの間でも大人気だそう。
うぐいすあんは、なめらかながらもお豆のほくほく感が残っていて美味!少しトーストすると、外はサクサクしゃりしゃり、中はしっとりとろける食感がよりおいしく感じられます。


フランスあんぱんは、こしあんにバターを合わせ、フランスパンの生地で包んで焼き上げたもの。これもサクッとトーストするのがおすすめです。
パリッとした生地は、噛むほどにモチモチ。バターのうまみと塩気がいい具合にこしあんの甘みと混ざりあい、口の中にリッチなコクが溶け広がります。


パンプキンあんぱんは、北海道産のスイートパンプキンを使ったかぼちゃあんを、やわらかな生地で包んで焼き上げたもの。かぼちゃを模した形がコロンとしてかわいい!
かぼちゃあんが舌の上でじわじわっと溶け、かぼちゃのほっくりした甘みが広がります。ほんのり甘い生地も、ほっとするやさしい味…子どもにも大人にも愛されそう。


◆季節限定あんぱん
また、今なら春の期間限定あんぱん「桜大福あんぱん」(180円)なども販売されています。自家製の桜あんに求肥を入れてパン生地で包み、“大福風”に仕上げられたもの。ピンク色の春爛漫なパンをかじると、中からなめらかな桜あんと、もち~っと伸びる求肥が登場。桜あんには桜の葉が散りばめられていて、桜の香りとほのかなしょっぱさがまさに桜餅を食べているみたい!


店舗所在地は、東京都台東区浅草3-3-2。営業時間は8時~18時。日曜・休日はお休みです。
なお、あんですMATOBAは新小岩にもお店があり、同じあんこは使っていますが経営者が別だそうで、浅草店とはまた違った商品が展開されているとのこと。お近くの方はチェックしてみて!
住所:東京都台東区浅草3-3-2