バターたっぷりの焼き菓子っておいしいですよね。でも、実際にどれくらい使われているのか把握して食べることはあまりありません。
東京スカイツリータウンの東京ソラマチ2階の洋菓子店「ラ フェ ミュルミュール」では、バター含有量の異なる2つのフィナンシェを詰め合わせた「テイスティングセット フィナンシェ キューブ(バター含有量 19.9%&27.2%)」が販売されています。
この商品は、バター含有量19.9%のフィナンシェと27.2%のフィナンシェ各2個ずつを詰め合わせた、食べ比べが楽しめるセット。価格は1,080円(税込)です。
ふたつの違いはバターの含有量だけ。約2割と3割弱で、果たしてどのくらい違いがあるのか?気になったので食べ比べてみました。
●バター19.9%&27.2%のフィナンシェ食べ比べ
箱の中には、4個のフィナンシェが並んだパック。それぞれのバター含有量を記したシールが貼られています。
取り出してお皿に並べてみます。見た目には違いはほぼありません。
まずはバター19.9%の方から。
歯を立てるとほろっと砕け、しっとりとした食感と共にバターの味わいがじゅんわりと口の中に広がります。
ポイントは強めに効いた塩気。バターのおいしさを引き立てています。じっくりとろかして味わいたい、あと味まで濃厚なおいしさ!
次はバター27.2%の方。約1/3がバターということになります。
意外にも、一瞬で先ほどとは違うものだと分かります。舌にのせるだけでその味わいを広げるほどのたっぷりとしたバター感。よりしっとりとした食感で、バターをしっかり抱き込んだ重みのある口どけが楽しめます。
いずれも甘さはありつつ、バターの旨みをメインに据えたフィナンシェ。前者はバランスの良いおいしさで万人向け、後者はジューシーでバターが好きな人向けかなと感じました。バター好きの人にプレゼントしたり、一緒に食べ比べてみてはいかがでしょう。