ナポリタンがこんなにおいしいなんて
ナポリタンがこんなにおいしいなんて

重量2,300g(!)というバケモノ級のボリュームを誇るナポリタンが名物の「スパゲッティーのパンチョ」。渋谷、秋葉原、新橋など都内に6店舗、埼玉県に1店舗を構えます。

挑発的な“ボリューム推し”の看板から、筆者もなかなか食指が伸びずにいたのですが…先日初めてランチに「秋葉原店」を訪れたところ、ここなら女性でも楽しめることが判明。実は店舗限定で「レディースセット」が提供されているのです!

パンチョ秋葉原店には、雨の日も行列が
パンチョ秋葉原店には、雨の日も行列が


「レディースセット」は奥ゆかしいボリューム


パンチョのスパゲッティーは量が3段階に分かれていて、「小盛」でも300g、「中盛」だと400g、「大盛」はなんと600g。どれも同価格(太っ腹!)なのでガッツリ食べたい人は600gを注文するようですが、小盛でも一般的なスパゲッティーのボリューム(200~250g)を超えているので、初めての方はちょっと注意が必要です。

パンチョは食券制
パンチョは食券制

さて。くだんのレディースセット(秋葉原店限定)はというと、小盛よりさらに少ない200g。これなら食が細い人や、カロリーが気になる女性でも手を出しやすいですね!少なめといっても、一般的な「普通」の量ではあるんですけど。

レディースセットのチーズのせを買ってみました
レディースセットのチーズのせを買ってみました

レディースセットは7種がラインナップ。定番の「目玉焼き」からボリューム満点の「ハンバーグ」までさまざまなトッピングが用意されているので、お腹の空き具合に合わせてチョイスしたいところ。胃袋が“やや空き”だった筆者は今回「焼きチーズ」(750円)を購入しました。

なお、スパゲッティーは「ナポリタン」「ミートソース」「白ナポ(卵で仕上げる“塩カルボ風”にんにくスパ)」の中から選ぶことができます。初訪店の筆者はもちろんナポリタンをオーダー!


たっぷりのサラダとおみそ汁付き


レディースセットには、たっぷりのサラダとおみそ汁が付いてきます。このサラダがあるから、ガッツリ炭水化物(スパゲッティ―)を食べてもちょっと罪悪感が薄れるのです。

ワンプレートにナポリタンとサラダが
ワンプレートにナポリタンとサラダが

こういうバランス(精神的な)、大事ですよね
こういうバランス(精神的な)、大事ですよね

サウザンドレッシングで食べる千切りキャベツに加え、まろやかでクリーミーなポテサラも美味。このポテサラをナポリタンにちょっと絡めて食べるのもオススメです。

プレートに“緑”がいるだけでちょっと安心する
プレートに“緑”がいるだけでちょっと安心する


ナポリタンが本気でおいしい


まず、ごんぶとの麺がおいしい。前日から茹で置きしてあるそうで、たっぷり水分を含んでいることが食感から伝わってきます。口あたりはプリッとして、噛むとモッチモチ、のどごしはツルンとなめらか。お腹にたまるムッチリ感ですが、茹ですぎて“伸びた”のとはまた違うんですよね。

香ばしくとろけるチーズを絡めて…
香ばしくとろけるチーズを絡めて…

そして、ナポリタンソースもめちゃくちゃおいしい。ただのケチャップ味じゃないのです。甘み、酸味、コクのバランスが絶妙。ミキサーで細かくしたニンニクが加えてあるそうで、風味もよく、食べる手が止まらなくなります。ちなみにこのソース、毎日お店で手づくりされているんですって。

卓上の粉チーズやタバスコはお好みで
卓上の粉チーズやタバスコはお好みで

お店は「昔なつかしの味」とうたっていますが、個人的には“なつかしさ”よりも“新しさ”を感じる味でした。ナポリタンがこんなにおいしいものだったとは!


夜ごはんがいらない


食べ終わってみると、筆者の胃袋では8~9分目くらいの満腹感。もしかすると300gもいけたかな…と一瞬思いましたが、このあと夜になってもいっこうにお腹が減らなかったのでやっぱり200gで正解でした。腹持ちのよさが半端ない。

もちろんその日のコンディションにもよると思いますので、むしろ200gで足りないという人はぜひ通常の量で楽しんで。ただし、夜にたくさん食べる予定(ブッフェとか)を控えている日のランチに食べることは避けておいた方が無難かもしれません!