クラブケーキは、カニ肉にパン粉や牛乳、卵などの“つなぎ”、玉ねぎなどを合わせたアメリカ料理。ほぼカニのみで作るものやジャガイモと合わせたもの、焼いたものや衣をつけて揚げたものなど、その形はさまざま。
今回発売されるクラブケーキバーガーは、アラスカ産“本ズワイ蟹”のほぐし身をメインに、つなぎとセロリやディルなどを合わせたクラブケーキを使用。ローストオニオンとグリーンカールを合わせ“アメリケーヌソース”と“ホワイトソース”の2種ソースで仕上げられている。
丸く平たいクラブケーキ。見た目はコロッケに近い。
サクッとした衣の中に、みっしり詰まったジューシーなカニのほぐし身。そのひとつひとつからカニの旨みがしみ出す。ひと口食べただけで「カニだ」と強く確信できる濃い味わいは、たっぷりの野菜、ふんわりむっちりとしたバンズと一緒に口にしても薄れず、むしろ勢力を広げる。
オレンジ色のアメリケーヌソースは、エビなどの甲殻類の殻を炒めて作るソース。ホワイトソースともどもカニ肉やカニ味噌入りで、豊かなコクと風味を加えている。
価格は590円(税別)とやや高めだが、存分にカニが味わえるクラブケーキバーガー。殻から身を出すわけでもないのに、集中のあまり無言で食べ切ってしまっていた。