これは、しっとりと焼き上げたシュー生地にぎゅうひを重ねた、まるで和菓子みたいなシュークリーム。中には、北海道十勝産あずきを使ったこしあんとイチゴを合わせたクリームがたっぷり入っているそう。
●えん食べ編集部でも食べてみた!
数日前から地元のビアードパパ店頭に告知POPが張り出されているのを目撃し、私(筆者)も気になっておりました。というわけでさっそく購入、食べてみることに!
いつものゴツゴツしたシュー生地と違って、白雪だいふくシューの生地は表面がつるんとしています。頭頂部に真っ白いぎゅうひをかぶった姿がなんだか愛おしい。
半分に切ってみると、中にはほんのりピンクに色づいたクリームがぎっちり詰まっていました!とろっと溶け出すというよりは、やや固体感の残る濃密さ。
フワッとやわらかなぎゅうひと、しっとり香ばしいシュー生地。これらが重なった部分をほお張ると、シュークリームにあるまじきモッチモチの食感に!これは斬新です!そして待ってましたとばかりに口の中へと流れ込んでくる、ぽてぽての濃厚クリーム。あまずっぱいイチゴの味とほっこり甘いあんこの味は、6:4くらいでイチゴがやや強めです。
よく見るとクリームの中にはイチゴ果肉らしき赤いつぶつぶが。イチゴがまるっと入っているわけではないのですが、けっこうビックリするくらいイチゴ大福の味がします。
●香ばしさと程よい食感を装備したイチゴ大福?
このおいしさを例えるなら、「麦の香ばしさと程よいさっくり感を備えたイチゴ大福」、もしくは「モチモチ食感に覆われたしっとり系シュークリーム」でしょうか。イチゴ大福的にはもち(ぎゅうひ)とあん(クリーム)のあいだに一枚“甲冑(シュー生地)”を着こむことで形が崩れにくくなっていますし、シュークリーム的にも弾力のあるぎゅうひをかぶることで頭部がやさしく守られている安心感があるでしょうし、まさにウィン・ウィンですよね。
まあ、ごちゃごちゃ言いましたけどすごくおいしかったっていう結論です。
和菓子のような洋菓子のような、不思議な味と食感が楽しめる白雪だいふくシュー。ただし店舗によっては取り扱いがないところもあるそうなので、買いに行く前にお店へ電話などで直接確認されることをおすすめします。販売期間は2月末までとのこと。
ちなみに現在ビアードパパでは、あわせて「贅沢いちごシュー」(税込230円)も販売中。こちらは1月いっぱいまでの限定商品ですので気になる方はお早めに。