12月、東京・品川駅そばに大型ビアホール「THE DAD BOD（ザ ダッド ボッド）」がオープンしました。200席以上を有する大型店です。

小規模な店舗が増えているなか、忘年会、新年会、歓送迎会…大人数、特に50人以上が入れる店選びに頭を痛めている幹事さんも多いのではないでしょうか。


そんな悩める幹事のみなさんを救う店になるかも？近年では珍しい大型店舗の内装やメニューを、えん食べ編集部がご紹介します！


◆パーティールームが便利そう

店舗は、品川駅港南口から約5分のビル内にあります。

店内のフロア中央にどんと構えた真ちゅう製のカウンター。その左手には、おいしそうなデリが並ぶショーケースとカウンター席、右手のメインホールにはテーブル席が設置されています。



でも思っていたよりも狭い（というか、どう見ても100席ぐらいしかない）。疑問に思いつつ奥に進むと納得、個室がありました。6席～12席、計5つあるそう。扉のビールのロゴが目印となっています。またVIPルームも2室（6席、8席）あります。


さらに奥にはパーティールームが。プロジェクターも設置されていてパブリックビューイングなどにも対応しているのだとか。


筆者個人的には、葉巻が並んでいたりとやたらラグジュアリーな喫煙室にびっくり（座席は全席禁煙）。こういったスペースって味気ないことが多いけれど、「それでは吸いに来たときに寂しいでしょう」（関係者談）と凝ったデザインにしつらえてあるのだそうです。


◆限定ビールが飲める！

ビールはアサヒビール「スーパードライ」（600円）をはじめ、「ヒューガルデン ホワイト」「レフ ブラウン/ブロンド」（各700円）など海外ブランドのものも飲めます。

個性的なビアカクテル（700円～）も。ビールにカカオ、オレンジジュースをあわせたものは、オレンジピール入りのチョコみたいな爽やかな味わい。黒ビールとミルク、コーラをあわせたものは、ヨーグルトドリンクのような、カルアミルクのような…初体験の味でした。


限定ビール「マイスターズドライ」（650円）は、独自制度で認定された“ビアマイスター”が入れてくれます。中身はいつものスーパードライと同じですが、注ぎ方によってこんなに味が変わるのか！という驚きの1杯です。

ホコリなどがつかないよう、手洗いのうえ水につけて保管されるグラス。米国から取り寄せたという特別なサーバー。ライトを仕込んだコースターにのせて提供されるそのビールは、きめ細やかでクリーミーな泡が印象的。スーパードライのイメージががらりと変わります。


提供できるスタッフが限られているため、残念ながらカウンター席とVIPルームでしか飲めないのだとか。もし座れたら試してみて。

◆1ポンド（＝453g）の肉を豪快に焼き上げる！

料理の看板メニューは、塊で焼いてテーブル前で切り分けてくれるステーキ（2,600円～）。ほか、ラムチョップ、サーモンなどのグリル料理が並びます。


編集部は、イチオシだという「リブアイ」を試食。2種のソースで食べるのですが、特にオリーブオイルとしょうゆをあわせたものが絶品！肉のうまみを引き出しつつ、後口をさっぱりとさせてくれます。


約15種類用意されるデリ（480円）は、ショーケースから好きなものを選んで。モンブランみたいなタラモサラダ、オレンジをしぼるサーモンのマリネなど、一風変わった料理が用意されています。

◆“ビール腹”、最高！

パーティーや宴会で利用できる最大人数は、着席76名、立食100名とのこと。飲み放題付きのパーティープランは4,500円～と、比較的リーズナブルです。

パーティールームはメインホールと別空間かのような配置なので、大人数でも周囲のお客さんを気にせず利用できるかも。結婚式の二次会での利用も想定されているそうです。

ビールも好きだし肉も大好き。店名のDAD BOD（＝ビール腹）よろしく、たくさん食べて飲む…大人数でわいわい楽しみたいときに使えるお店ではないでしょうか。今日もビールが飲みたい！

店舗所在地は、東京都港区港南1-8-15 Wビル2F。営業時間は月～金曜16時～23時、土曜15時～23時。日曜定休。