もしもあなたが男だとして、さらにふたりの女子と親密な関係にあるとすると、小説、あるいは映画のストーリーに則り、どちらか片方としか愛を育めない状況に陥っていることに相違ない。

その状況において、あなたはどうするだろうか。長くだらだらとしていれば、いずれ両方に愛想を尽かされる。片方に心を揺らそうものなら、もう一方はボロ雑巾のように傷ついてしまう。最もいい答えを、見つけられるだろうか。


先日、近所のコンビニでそのような状況に遭遇した私は、あわよくば2つとも楽しみたいという考えのもと、ちょちょいと両方に手を出すことにした。お菓子の話である。

「小梅ちゃん梅干ぐみ」と「小夏ちゃん檸檬ぐみ」
「小梅ちゃん梅干ぐみ」と「小夏ちゃん檸檬ぐみ」



ということで2つとも買ってきました。お菓子です。

穏やかな小梅ちゃん。そのまま横目で睨まれたい
穏やかな小梅ちゃん。そのまま横目で睨まれたい



「小梅ちゃん梅干ぐみ」には梅干が練り込んであり、その形もまさに梅干。

その凹凸のある表面には梅味のパウダーがまぶされている。

1袋9個入り。すっぱい梅干パウダーがかかっている
1袋9個入り。すっぱい梅干パウダーがかかっている



なかなか噛みごたえがあって、病みつきになる味わいです。

開放的な小夏ちゃん。流し目で挑発されたい
開放的な小夏ちゃん。流し目で挑発されたい



一方、「小夏ちゃん檸檬ぐみ」は輪切りレモンのような形をしており、グミ全体がレモン風味のパウダーでコーティングされている。

輪切りレモン型グミ。
輪切りレモン型グミ。



グミ部分は「梅干ぐみ」よりも少しやわらかい印象。

甘くすっぱく、後味もすっきりしています。








(やると思った…)



でもやっぱり、私は小夏ちゃ…いや小梅ちゃんがいい…あー、でもなー…。味の話です。