ところで、ジグノシステムジャパンによると、うまい棒は畑にタネを蒔いて育て、成長したところを収穫するものらしい。筆者はてっきり工場で作るものだと思っていた。信じられないかもしれないが本当だ。スマートフォン用アプリケーション「うまい棒をつくろう!」(iPhone 版、Android 版)を見れば納得できるだろう。
そこで紹介するのが、「『うまい棒をつくろう!』販促用うまい棒」だ。お店で買うことができない超レアうまい棒。しかも、こんなにたくさん。
たくさんだから、こんなこともできてしまう。少し自慢。「棒」は画数が多いのでお許しを。
肝心の「うまい棒をつくろう!」アプリケーションが気になるなら、QR コードからどうぞ。
さぁ、食べようとパッケージを開けてビックリ。うまい棒のパッケージからうまい棒のパッケージが! マトリョーシカも少しはビックリするはず。
「ええぃ、ままよ!」ともう一度パッケージを開くと、遂にうまい棒が登場。うまい棒が遠い。日本の誇る2段式ロケット「H-IIB」はここで負けた。アポロ宇宙船を月に運んだ米国の3段式ロケット「サターンV」でやっと互角だ。
畑からの直送品だから格別だろうとガブリ。あれ。食べ慣れたうまい棒と同じ味がする。というか、直送品なのに区別がつかない。よくよく話を聞いたところ、販促用うまい棒は、通常版のコーン味またはチーズ味を再パッケージしているだけなのだそうだ。
「再パッケージしているだけ」と書いたが、これに注目してほしい。内側パッケージに印字された賞味期限が外側からでも確認できるよう、透明な窓が付いているじゃないか。気に入った。
ということで、直送品うまい棒の気分を味わいたければ、お店でコーン味またはチーズ味のうまい棒を買ってきて、この記事を読みながら食べればいい。簡単だろう。ただし、コーン味またはチーズ味だけだ。それ以外は認めない。