アイスクリームブランド『ハーゲンダッツ』の日本上陸30周年を記念した期間限定フレーバー「30th アニバーサリー サクラ」「同ローズ」が、2月3日に発売されました。ハーゲンダッツ初の“花”フレーバーです。

えん食べ編集部は、2月3日に開かれた「ハーゲンダッツジャパン 30周年記念『30th アニバーサリー サクラ・ローズ』新商品発表会」に参加。30周年をお祝いしてきました!


30周年おめでとう!
30周年おめでとう!

新フレーバーをいただく前に、ハーゲンダッツの歴史をちょっとだけ振り返ってみましょう。

ハーゲンダッツは、1961年にニューヨークで誕生しました。ロゴの綴りからヨーロッパかと思っていたのですが、アメリカ生まれだったんですね。ヨーロッパ生まれの創業者が、ヨーロッパで食べていたような家庭的なアイスクリームを作りたいと設立したそうです。

日本に上陸したのは1984年。東京・青山にあった第1号店には、長い行列ができたそうです。並んだ記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。1995年には、日本向け商品の研究開発を行なう R&D センターが設立され、次々と新フレーバーが誕生しました。ちなみに、日本向けフレーバー第1号は「グリーンティー」だったそうですよ。

30周年を迎えた今回、選ばれたフレーバーは“花”。日本で人気のあるサクラと、贈り物として人気の高いローズの2種類がラインナップされています。どちらもたまにお菓子で見かけるフレーバーですが、ハーゲンダッツではどのようにアレンジされているのでしょうか。

感謝の花束を、アイスクリームで…
感謝の花束を、アイスクリームで…

「サクラ」は、淡いピンク色が春らしい商品。天面にはサクラ風味のソースがトッピングされています。やさしい甘さのアイスクリームには、粉末にしたサクラの花びらと、アクセントとして塩をミックス。さらに、酸味の効いたチェリーソースも入っており、爽やかな後味が楽しめます。

淡いピンクが春らしい「サクラ」
淡いピンクが春らしい「サクラ」


とろ~りソースからサクラの香り!
とろ~りソースからサクラの香り!

一方の「ローズ」は、2種のローズの香りがポイント。まず、天面の色あざやかなソースには、甘く香る「ターキッシュローズ」が。そしてストロベリーアイスクリームには、香り豊かな「ダマスクローズ」がミックスされているそうです。アイスクリームに入っているプラムソースは甘酸っぱく、コクがあるので、ローズの香りと相性抜群。甘ったるくなってしまいがちなローズですが、ほどよい酸味で絶妙な味わいに仕上がっています。

チーズケーキみたいな味わい
チーズケーキみたいな味わい

男性にはサクラの方が人気があるようですが、筆者はローズがお気に入り。キツイ香りはないので、ローズの香りが苦手だったという人にも試して欲しい味わいです。サクラがさっぱり&爽やか、ローズが濃厚&華やかと、違った味わいが楽しめるので、シーンによって食べ分けるのもアリですね。

なお、発表会では、世界で活躍するフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン氏が、両商品をイメージしたフラワーアレンジメントを披露しました。目の前で仕上げられていく華やかなバラのブーケには、集まった報道陣もうっとり。これらの作品は、2月9日まで Nicolai Bergmann Flagship Store(東京・港区)で見ることができます。

ニコライさん、バラが似合いすぎです
ニコライさん、バラが似合いすぎです

 
ハーゲンダッツらしく仕上げられた「サクラ」と「ローズ」。期間限定なので、忘れずにチェックして下さいね!