ニュージーランド発のクッキー専門店「クッキータイム」が、昨年12月、東京・原宿にオープンした。ここのクッキーは、無添加・無着色の “オーガニック” なのだそうだ。

クッキーは日本でもよく食べられるけれど、こんな風にクッキーだけの “専門店” というのは珍しい。日本でも流行るのかな?と思いきや、オープンから1か月経つ今でも行列が絶えない大盛況ぶりなのだとか!?


で、出遅れてしまった!ということで、えん食べ編集部もあわててクッキータイムに向かいましたよ!待ってろクッキー!!

オシャレが爆発する街・原宿へ
オシャレが爆発する街・原宿へ

■クッキータイムは、原宿駅から徒歩1分

JR 原宿駅の竹下通り口を出て、目の前の横断歩道を渡り、左手方面へ1分ほど歩いたところにクッキータイムはある。目印は、真っ赤な看板。その色鮮やかな外観は、まるでずっと昔からそこにあったかと思うほど、原宿の街に馴染んでいる。

ポップでキャッチーなビジュアル!
ポップでキャッチーなビジュアル!

店内に入ると、そこはまるで異空間!クッキーだけでなく、クッキータイムオリジナルキャラクターの T シャツやタンブラー、スマホケースなど、クッキー以外のグッズも販売されているという賑やかさだ。全体的に、赤い。

オリジナルキャラクターの缶バッジ
オリジナルキャラクターの缶バッジ

 
目移りしちゃーう!
目移りしちゃーう!

 
この耳当てをつけて、原宿を歩きたい
この耳当てをつけて、原宿を歩きたい

ちなみに、店内で流れている BGM は Nirvana(ニルヴァーナ)。なんてパンクでロックな店...!気に入ったぞ!

■待ち時間はおよそ20分

筆者が来店したのは、平日の午後1時半ごろ。はじめは人もまばらだったので悠々と店内を物色していたら、続々とお客さんが並び始め、あっという間に長蛇の列に!なんてこった!

一気に15人ほどの行列ができた
一気に15人ほどの行列ができた

並び始めてからレジにたどり着くまでは、だいたい20分前後。曜日や時間帯によっても多少異なるようだが、ある程度の待ち時間は覚悟して行くのが良さそうだ。

■美女とじゃんけん

順番を待つあいだ、美しいブロンドのスタッフさんがやってきて、並んでいるお客を退屈させまいと英語で声をかけてくれる。この日のスタッフさんとお客さんのやりとりは、こんな感じだ。以下、筆者なりの意訳となる。

スタッフ「ハーイ!元気?いきなりだけど、私とゲームしない?あなたが勝ったら、この焼きたてクッキーをあげるわ」

客「あっ、はい」

スタッフ「じゃあ、あれやりましょうよ!グーとかパーとか出すやつ。せーの...あらやだっ、掛け声忘れちゃったわ!」

日本語のじゃんけんのやり方を忘れるという、可愛すぎるスタッフさん。運が良ければ、皆さんもこんな胸キュンなやりとりができるかもしれない。ちなみにこのあとスタッフさんは、お客さんが勝つまでじゃんけんを続けていた。

■クッキーを注文する

いよいよ筆者の番がやってきた。今回は、看板メニューの焼きたてクッキー2種「チョコレートチャンク」「クランベリー ホワイトチョコレート」(大240円、小100円)と、ニュージーランド産のバニラアイスをクッキーでサンドした「クッキーサンドイッチ」(280円)を注文することに。

看板メニューのクッキーたち
看板メニューのクッキーたち

アイス系メニュー
アイス系メニュー

ふとカウンターの後ろに目をやると、そこにはクッキーオーブンが!本当にちゃんと店内で焼いているんだなぁ、と改めて感動。

この日も繰り返し焼いてたよ
この日も繰り返し焼いてたよ

■外国の感じで名前を呼ばれる

クッキータイムでは、注文の商品が準備できたら、名前で呼ばれるシステムになっている。会計時、恥ずかしがらずに下の名前を伝えよう。まるでニュージーランドにいるかのような気分を味わうことができる。

「Surry ~!Sandwich for Surry~(サリーのサンドイッチができたわよ)」

呼ばれた!しかも英語で!受け取りに行くと、「Thank you! Have a nice day(ありがとう、良い一日を)」だって、オッシャレー!

■カウンター席を利用できる

店内と外にはカウンター席が用意されているので、混み合っていなければ、ここで食べることができる。ただし席数は限られているので、時間帯によってはテイクアウトの方が無難かもしれない。

窓の外側にもカウンター席あり
窓の外側にもカウンター席あり

■食べてみる

それではいざ!オーガニックのクッキーを食べてみよう。フレーバーは2種類、「チョコレートチャンク」と「クランベリー ホワイトチョコレート」だ。


「チョコレートチャンク」の生地の中にはミルクチョコチップが、「クランベリー ホワイトチョコレート」には、ホワイトチョコチップと甘酸っぱいクランベリーが練り込まれている。

チョコレートチャンク(大)
チョコレートチャンク(大)


クランベリー ホワイトチョコレート(大)
クランベリー ホワイトチョコレート(大)

 
ちなみに大と小のサイズの違いはこんな感じ
ちなみに大と小のサイズの違いはこんな感じ

このクッキー、ふにゃっとしてやわらかいぞ!さすが焼きたて、かなりしっとりしているのだが、しけってフニャフニャになったのとは違い、かじるとサクッとした食感もある。オーガニックらしくシンプルな生地に、チョコやクランベリーの甘みが映える。気張らず、みんなに愛されるやさしい手作りの味なので、バレンタインギフトにも良いかも!

かなり大きめのチョコがごろごろっ
かなり大きめのチョコがごろごろっ

「クッキーサンドイッチ」は、バニラアイスをクッキーでサンドしたもの。アイスには、ザクザクのクッキークランチが振りかけられている。

「クッキーサンドイッチ」は、手のひらサイズのカップ入り
「クッキーサンドイッチ」は、手のひらサイズのカップ入り


アイスをのっけて...ぱくり!
アイスをのっけて...ぱくり!

ニュージーランド産のプレミアムバニラアイスは、とろっと濃厚なのに甘すぎず、後味もさっぱり!ちょっとおやつが食べたい時、小腹が空いた時にもぴったりだ。

カップもかわいい!
カップもかわいい!

■牛乳にダイブ

欧米の人たちも、よく「オレオクッキー」を牛乳に浸して食べるっていうし、クッキータイムのクッキーも「温めなおして牛乳と一緒に食べるとまたおいしい」らしいので、試しにレンチンして牛乳にダイブさせてみることに。

ダイブ・イントゥ・ホワイト
ダイブ・イントゥ・ホワイト

チンしたことによってクッキーが熱を帯び、再び命が宿った。さらに柔らかくなったクッキーに冷たい牛乳が重なり、甘みとコクが増している。あー、おいしい。

ちなみにこのクッキー、生地がしっとりしてきめ細かいせいか、ボロボロになりにくい。牛乳に浸すとさらにしっとりするので、これなら仕事中もキーボードの上にボロボロしないで食べることができるぞ!

もうボロボロして怒られる心配もナシ!
もうボロボロして怒られる心配もナシ!

さあ、いかがだろうか。クッキータイムの魅力を十分にお伝えできただろうか。それじゃあそろそろ、みんなもクッキータイムにしない?

drive to cookie time!
drive to cookie time!