同社によると、今回の店舗は初めて “体験型” をコンセプトにしたお店なのだそう。スーパーが “体験型” って、いったいどういうこと?お店に行って確かめてきた!
■「Oisix CRAZY for VEGGY」は、吉祥寺アトレ 地下1階にある
「Oisix CRAZY for VEGGY」は、JR 吉祥寺駅に直結する駅ビル「アトレ吉祥寺」の地下1階にオープン。ファッション街を抜け、東側へ向かってまっすぐに歩いて行くと、一番奥にお店の看板が見えてくる。
■こだわりの厳選食材を買いたい人は
いざ、お店の中へ...って、え!?ウシ君が野菜をモシャモシャ食べている!このエリアは、ウシ君も大好きな色とりどりの野菜や厳選食材が並ぶ、食品・食材売り場なのだ。
さらにこの売り場には、野菜の鮮度を保つための低温ルームや、ベジルームもある。低温ルームには、主に葉物野菜が保管されていて、私たちが直接中に入って野菜を選ぶことができる。野菜が “ベストの状態” に保たれているので、食べたときに新鮮なパリッとした食感が楽しめるそうだ。
■忙しくて、凝った料理をする暇がない!という人は
野菜の陳列棚の横では、「Kit Oisix」が販売されている。「Kit Oisix」とは、おかず2品分の旬の食材が詰め合わされた献立キット。このキットを使えば、主菜と副菜が20分で作れるのだとか!
忙しくて凝った料理をする余裕はないけど、バランスのとれた食事を家族に提供したい。そんな人にもオススメのキットだ。
■さらに忙しい人は
そんなに忙しいなら、もうその場で食べちゃいなよ!ということで、店内には、その場でサラダやお惣菜を味わうことができるデリコーナーと、20席以上のイートインスペースも用意されている。忙しくて家で料理をすることが叶わないという人は、必見だ。
デリコーナーには、好きな組み合わせでサラダを注文できるサラダバーに加え、素材や作り方にこだわった “野菜主役” のお惣菜が並んでいる。
「選べるサラダ」を注文すると、約30種類の野菜の中から5品選ぶことができる。ドレッシングも好きなものを選択でき、その場でかけるか、別添えにするかも指定できる。価格は780円、ランチタイム(11時半~14時半)には、ご飯(雑穀米)かパンが付くそうだ。
サラダバーの隣には、「肉じゃが」ならぬ「じゃが肉」、「ブリ大根」ならぬ「大根ブリ」など、そのネーミングにもこだわりが垣間見えるお惣菜が各種並んでいる。
筆者も、気になっていた「じゃが肉」を食べてみた。普通の肉じゃがと、どう違うのだろうか?
ごろっと入ったジャガイモは、柔らかくてホックホク!口の中で、ほろほろっととろけていく。味付けは薄めで、ジャガイモそのものの甘みが感じられる。こんな肉じゃ...「じゃが肉」を食べたの、初めてかも。
そして今回はもうひとつ、2日分の野菜が摂れるという野菜系ドリンク「ベジール vegeel」にも挑戦してみた。一口飲んでみると...すりおろしたニンジンのような、野菜のツブツブ感がものすごい!野菜の味が超濃厚だ!でも、苦みや青臭さはまったくない。
ちなみに、同店で一番豪華なプレートは「Oisix(オイシックス)プレート」で、価格は1,380円。この値段で、サラダ、デリ、スープ、そしてご飯 or パンが全部食べられるとは、かなりのコスパの良さ。ちょっと贅沢したいとき、たっぷりの野菜メニューを食べたいときに良いかもしれない。
ということで「Oisix CRAZY for VEGGY」は、作りたい人、買いたい人、食べたい人、すべての人に合った楽しみ方ができる、マルチなオシャレスーパーだった。なるほど、“体験型” ってこういうことだったのか!
■本物のトラクター!?内装にもこだわり
ちなみに、店内の内装にも、“体験型” のこだわりが。
たとえば正面入り口には、都会の中でも産地体験ができるようにと、なんと本物のトラクターが展示されている。実際に農家の人たちが使っているトラクターなんて、なかなか見る機会がないので、筆者もまじまじと見つめてしまった。
ふと足元に目をやると、床にはトリやブタなど動物の足跡が。どこに続いているかは、行ってみてのお楽しみ!
そしてブタといえば!イートインスペースには、愛らしいブタちゃんがいるのだ。なんだかいつも以上に、自然の恵みに感謝しながら食事ができそうな気がする。
野菜が苦手な人でも思わず立ち止まってしまいそうな、食のテーマパークのようなお店、「Oisix CRAZY for VEGGY」。商品を眺めているだけでも楽しいので、吉祥寺に行った際には、ぜひお店を覗いてみてはいかがだろうか?
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 アトレ吉祥寺 1番街(東館)地下1階