いよいよ年の瀬!年越しの準備は整っていますか?正月準備の買い物の定番スポットのひとつといえば「築地」ですが、今回は年の瀬で大混雑している築地場外市場の様子をお伝えするとともに、お麩で有名な角山本店の正月向け商品「細工麩」をご紹介します!

まずは、築地場外市場の散策から開始です!

これがうわさの…?
これがうわさの…?

■年の瀬(12月27日)の築地場外市場は大混雑!

築地市場を囲むように広がっているのが築地場外市場。年末の買い物客はもちろん、海外からも多くの観光客が訪れています。中国語や韓国語などさまざまな言葉が飛び交っていて、自分も観光客気分になってしまいます。卵焼きやお惣菜を食べ歩きしている人もたくさんいて、見てるだけで空腹に!

そして場外市場の中心となる中通りは、予想通りの大混雑です。平日のお昼なのに、こんなに混むなんて、知りませんでした。

12月27日の中通り。大変な混み具合です!
12月27日の中通り。大変な混み具合です!

ここは鮮魚だけでなく、果物や干物、惣菜やお肉までも販売されているので、おせち料理の材料はすべて揃ってしまいます。買い物をしなくても、食べ歩きしながら散歩するだけでかなり楽しいですよ!

魚介類って、なぜこう食欲をそそる色をしているのでしょうか?
魚介類って、なぜこう食欲をそそる色をしているのでしょうか?

ほんとに、なんでも揃っちゃいます
ほんとに、なんでも揃っちゃいます

マグロの解体ショーも見ることができました。マグロがザクザク解体されていく様は圧巻!ついつい見入ってしまいます。

見事な包丁捌き!
見事な包丁捌き!

■いざ、「角山本店」へ!

さて、中通りから晴海通りに出て勝どき橋方面へ進むと、今日の目的地である「角山本店」に到着します。角山本店は、大正13年に築地の現在地で開業して以来、生麩と湯葉の専門店として営業を続けてる老舗!


生麩を買い求めるお客さんで一杯の店内に入ると、ありました!「正月用細工麩」。これは、お正月をモチーフにして作られたカラフルな細工麩です。その隣には角山本店の名物となっている「麩まんじゅう」も。これはお正月とは無関係なのですが、合わせて購入してしまいました。名物だしね。しょうがないですよね。

これが「正月用細工麩」。冷凍されて販売されています
これが「正月用細工麩」。冷凍されて販売されています

■「細工麩」と「麩万頭」を抱えて編集部へ帰還!

細工麩は、丁寧にひとつずつ包装されています。さっそく、開封! いやーかわいい!羽子板やみかん、鏡餅をかたどった色とりどりの生麩の数々は、食べるのがもったいないくらいです。パッケージから取り出し、お皿に並べてみてもやっぱりかわいい!食べてしまう前に少し飾ってみても良いかもしれません。

包装を解いた細工麩  きれい!
包装を解いた細工麩
きれい!

これはみかんをモチーフにしたお麩。
これはみかんをモチーフにしたお麩。

こちらは羽子板! きゃー!!
こちらは羽子板! きゃー!!

生麩は、お正月のお雑煮などに入れて使います。では、料理に入れると、どの程度華やぐのでしょうか?インスタントのお吸い物に入れて試してみましょう。まずは、お湯を注いだだけのお吸い物を見てください。これはこれで、美味しそうです。

お湯を入れただけのインスタントお吸い物です  これはこれで美味しそう
お湯を入れただけのインスタントお吸い物です
これはこれで美味しそう

では、これに角山本店の細工麩を入れてみましょう。インスタントのお吸い物は、どう変化するでしょうか?


ご覧の通り、インスタントのお吸い物が、お正月料理に変身してしまいました。細工麩の凄さはこの見た目だけではありません。実際に食べてみてもおいしいんですよ。食感はお餅に近く、中にはお味噌が入っているのです!

■角山本店名物「麩まんじゅう」をいただきまーす!

続いて、角山本店名物の麩まんじゅうをいただきます。はい、これはお正月とはなんの関係もありません。ただ、前から一度食べたかったんです。ごめんなさい。

パッケージをあけると、麩まんじゅうは笹の葉に包まれていて、香りは抜群。高級和菓子という感じが漂っています。麩まんじゅうは、生麩を使用したまんじゅうで、あんこも生麩に合わせて独自に開発されたものだそう。

一つ一つ、丁寧に包まれています
一つ一つ、丁寧に包まれています

笹の葉をむくと、中からはつやつやのおまんじゅうが姿をあらわします。もちもちしていておいしそう!

つやっつやです つやっつや
つやっつやです つやっつや

では、いただきましょう!んん、うまし!!かなり上品なお味をしていて、甘さも控えめとなっています。麩まんじゅうは大人気の商品で、売り切れることも珍しくないそうですが、それもうなづけます。

あんこがね。これがまたね。おいしいんだね。うん。
あんこがね。これがまたね。おいしいんだね。うん。

正月準備をかねての築地散策。いまさらと思うかもしれませんが、お勧めですよ。