実食 かつや ふわたま白カツ丼
かつやの「ふわたま白カツ丼」を食べてみました。サックサクのとんかつと別に、ふわふわとろとろの玉子を「とじずにのせた」カツ丼です。シャキシャキの白ネギも楽しいアクセント。かつのボリュームが80gの(梅)サイズを注文してみました。価格は715円(税込)。ふわとろ玉子をサクサクかつに “とじずにのせた” 一杯
白だしと白ねぎでやさしく仕上げられた「ふわとろたまご」と、牡蠣醤油がアクセントの店内手仕込みでサクサクやわらかなロースかつが合い盛りの、白を基調とした一杯。かつや定番のカツ丼といえば、ふつうは玉子でとんかつがとじられていて、出汁のきいた味わいが特徴。でも、このふわたま白カツ丼では、かつと玉子がきれいに分けられています。
まるで、かつが玉子の布団をかぶって寝ているような見た目が面白い盛り付けです。
まず、かつをひときれ箸でつまんで口に運ぶと、サックサクの衣の歯ざわりがよりいっそう楽しめます。噛みしめると、肉の旨味とともに醤油の塩気や風味もじんわり広がります。やさしい味付けなので好みで卓上のとんかつ用ソースを少しかけてもよさそう。
玉子はふわふわ、とろとろの半熟に仕上げられていて、シャキシャキとしたみずみずしい長ねぎと一緒に味わえます。味付けは白だしが基本のやさしい味わい。下に敷かれた白飯とからんで「玉子かけごはん」のように楽しめます。
とんかつと玉子を一緒にほおばると、小気味よい衣の歯ざわりと、とろりとした玉子の舌ざわりが同時に感じられる、複雑な食べ心地です。かつと玉子、それぞれの個性をじっくり堪能したい人にぴったりのメニューでした。