とらや赤坂店に「ガレット・デ・ロワ」登場
(※画像の出典はすべてとらや公式サイト)

東京の和菓子「虎屋(とらや)」でフランス菓子「ガレット・デ・ロワ」が販売されることが、公式サイトで発表されました。東京にある赤坂店のみ数量限定で予約を受け付け中。定数に達し次第終了です。引き渡しは2021年1月4日、5日、7日、8日、9日のいずれか。

販売価格は3,996円(税込)。ガレット・デ・ロワはフランスで1月6日の公現祭(こうげんさい)に食べられる伝統的なパイ。中にフェーヴと呼ばれる小さな陶器の人形を忍ばせ、パイを切り分けた際にこれが当たった人を祝福するならわしがあります。


とらや赤坂店で開催中の企画展「ようこそ!お菓子の国へ ―日本とフランス 甘い物語―」ではガレット・デ・ロワに関する解説があり、フランスにある「とらや パリ店」で過去に用意されたフェーヴを一覧できるコーナーは人気を博しています。

今回は展示にちなみパティスリー 「ルコント」が手掛けたガレット・デ・ロワが「とらや パリ店」の2021年フェーヴとセットになって実際に販売されます。

直径約18cmで、北海道産の発酵バターやフランス・ゲランド産の塩が使われた風味豊かなパイ生地が特徴。中に入れられているクレームダマンド(アーモンドクリーム)はフランス製ラム酒が香る仕立て。昔ながらのレシピをもとに、シンプルな原材料で作られ、懐かしさを感じられる味わいになっています。

とらや赤坂店に「ガレット・デ・ロワ」登場

またフェーヴはとらやの生菓子「柚形(ゆがた)」がかたどられていて、裏面には年号が記されています。生地の中には入らず、別添えで付いてきます。ガレット・デ・ロワにはフェーヴのかわりにアーモンドの粒が忍ばせられていて、これを「あたり」として楽しめます。