「ピエール・エルメ・パリ」で新年を祝うお菓子「ガレット・デ・ロワ」が販売されます。公式サイトから予約が可能で、東京・青山の店舗で受け取れます。
1月6日はフランス語で「Epiphanie(エピファニー )」と呼ばれ東方の三博士であるメルキオール、カスパール、バルタザールの3人の王(ロワ)が幼いイエスを礼拝するために訪問したことを祝う日とされています。ガレット・デ・ロワは14世紀から続くフランスの伝統菓子で、この日に合わせて作られます。
ピエール・エルメでは2021年版として2種類が用意されます。販売価格と内容は次の通り。表記は税込です。
ジャルダン ド ラトラス
「GALETTE JARDIN DE L'ATLAS(ガレット ジャルダン ド ラトラス)」は3,996円で、サイズは約18cm。ピエール・エルメのマカロンのフレーバー「ジャルダン ド ラトラス」が応用されています。折り込みパイ生地パートフィユテ、ハチミツとレモンとオレンジフラワー風味のアーモンドクリームが使われた一品。
口に入れると特有の味わいが段々はっきりし、パートフィユテのさくさくした食感が楽しめます。その後しゃきっと甘酸っぱいレモン、オレンジフラワーとハチミツの風味が存在感を発揮します。
ガレット オ ザマンド
「GALETTE AUX AMANDES(ガレット オ ザマンド)」は3,672円で、サイズは約18cm。こちらは伝統的なフレーバーで、折り込みパイ生地と、やわらかなアーモンドクリームが楽しめます。
フェーヴ
なお、ガレット・デ・ロワには「フェーヴ」と呼ばれる小物を入れるならわしがあります。お菓子が切り分けて配られたあと、中に隠れていたフェーヴを当てた人は、その日1日王様または王女様になり、幸運が続くというものです。
ピエール・エルメとチョークアーティストのフィリップ・ボードゥロック氏との協力で、七芒星がかたどられたフェーヴが3種類用意されています。なお日本ではフェーヴはガレット・デ・ロワの中には入れられず、濃いインジゴブルーの王冠と一緒に別添で渡されます。
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8