ユーハイムの「さくらリーベスバウム」「さくらクーヘン」を食べてみました。どちらも、ほんのり桜の葉の香る上品な春限定スイーツです。
さくらリーベスバウムは6切れ入りが1,100円(税別、以下同じ)でちょっとした贈り物やシェア向き。カロリーは1切れあたり124kcal。さくらクーヘンは1切れ130円で、贈り物はもちろん普段のお茶請けにもよさそう。カロリーは171kcal。
さくらリーベスバウム
さくらリーベスバウムは外側にピンクに色づいたホワイトチョコレートのコーティングを施してあるバウムクーヘン。丸い輪のかたちに焼き上げたあと扇状にカットし、1切れずつ袋に入れ、さらにピンクのかわいらしい外箱に収めてあります。
外側の鮮やかな彩りは、ラズベリーパウダーを混ぜこんで出したもの。一方、内側の生地には桜の葉のペーストが加えてあって、かじるとほんのり香ります。
しかし、あくまで桜は隠し味といったおもむきで、主張は強くありません。ユーハイムの伝統的なバウムクーヘンの味を邪魔しない程度にそっと匂いづけしたという印象です。
バウムクーヘンそのものは、しっとりしすぎず、しかし舌にひんやりした食感がある絶妙のできばえ。コーヒーや紅茶と一緒に味わうのにぴったりです。6切れ入りなので家族とシェアしたり、お客を迎えたりする際に便利。開封しなければ日持ちもします。
さくらクーヘン
さくらクーヘンは、厚切りにした四角いパウンドケーキ。春めくピンク色の袋入りで、封を切るとふわっと桜のにおいがします。
焦茶の生地はよく見ると、薄緑がかかっていますが、桜の葉のペーストを多めに混ぜこんであるせいです。また洋酒がしっかり使ってあって、そのせいかとても濃厚な香りがします。舌ざわりも心なしかしっとりしています。
桜の葉の香りは最初のひと口目は強く、食べ進めると静かに薄れてゆく印象。全体に繊細な風味で、ストレートの紅茶が合います。1切れ単位で購入できるので、普段のお茶にも使えます。手間でなければホイップクリームを添えるのもお勧めです。