ひよこ本舗 吉野堂「名菓ひよ子」

名菓ひよ子  福岡・博多と東京 違いがあるのか比べてみました

ひよこの形が愛らしい「名菓ひよ子」。お土産でもらったことのある方も多いと思いますが、福岡と東京どちらのお土産だったか覚えていますか?

東日本出身の筆者は東京土産の定番だと思っていたのですが、ある時福岡のお土産としていただいたのが「博多名菓 ひよ子」。福岡・博多と東京、違いがあるのか比べてみました。

福岡・博多と東京「銘菓ひよこ」見た目の違い

パッケージにはどちらも「ひよこ本舗 吉野堂」のシールが。そもそも「ひよ子」は大正元年、筑豊飯塚(福岡県)生まれ。昭和39年の東京オリンピックを契機に東京へと目を向け、「東京ひよ子」が誕生したそうです。

ひよこ本舗 吉野堂「名菓ひよ子」
製造者は博多が「株式会社 ひよ子 H」、東京が「株式会社 東京ひよ子 S」

個包装のデザインは同じ。中のひよ子もぱっと見、大きな違いはないもよう。よーく観察すると、東京の方が若干丸みをおびてふっくらしているかな。

ひよこ本舗 吉野堂「名菓ひよ子」
左が博多、右が東京(以下同じ)

ひよこ本舗 吉野堂「名菓ひよ子」
東京の方がふっくら

ひよこ本舗 吉野堂「名菓ひよ子」
かわいい後ろ姿

「博多名菓 ひよ子」福岡・博多と東京 味と食感の違い

独自に製粉・配合した小麦粉に新鮮な卵などを練り込んだ皮の中に、いんげん豆を使った黄身餡がぎっしり。しっとり香ばしい皮に続いて、黄身餡が舌の上でほろほろとほぐれていきます。上品な甘みの中にあるのは深いコク。食べ比べても、はっきりとした味や食感の違いは感じられませんでした…。どちらもおいしいです。

ひよこ本舗 吉野堂「名菓ひよ子」
しっとりした口あたり

まとめ

結論としては、福岡・博多版と東京版で見た目と味ともに大きな違いはなし。全く別のものではなく、ルーツ(?)は同じなので当然のような気もします。これからも両方のお土産として愛されていきそうです。