コメダ珈琲店で、春夏の新作スイーツが販売されています(一部の店舗をのぞく)。4種のうち「ずんだまる」と「しょこらだま」を実食レビュー。
ずんだまるは、コメダ初となる地域の郷土食をアレンジしたケーキ。東北地区の郷土料理「ずんだ餅」をイメージし、ずんだ餡を使用したクリームがスポンジ生地でサンドされています。価格は420円(税込、以下同じ)。
全体的にふわっふわの口あたり。なめらかなクリームとスフレのように軽やかなスポンジが一体となり、儚く消えていきます。クリームの中にわずかに残ったつぶつぶの枝豆がアクセント。
口いっぱいに広がるずんだのさわやかな甘み。クリームのコクに負けない濃い枝豆の風味が押し寄せます。まさに洋風のずんだ餅。
しょこらだまは、ひと口サイズのガナッシュショコラ。チョコ&コーヒー、ストロベリー、抹茶の3種類の味が少しずつ楽しめます。価格は360円。
口あたりはどれも濃密。ねっとりとしたガナッシュの中からほわほわのクリームが出現。舌の熱でゆったりとろけるので口内の滞在時間が長く、満足感があります。
コーヒーはスイートチョコガナッシュの中に、コーヒーホイップ入り。カカオのコクの後にコーヒーの芳醇な香りがふわっと抜けていきます。
抹茶はホワイトチョコガナッシュの中に抹茶ホイップ入り。まろやかな甘みとほろ苦さが絶妙にマッチ。抹茶のキレのある旨みが楽しめます。
ストロベリーは、ホワイトチョコガナッシュの中にストロベリーホイップ入り。濃厚なホワイトチョコがメインのとことんスイートな味わい。ほのかな酸味を加えるフリーズドライのいちごがアクセント。
ご紹介した2品のほか季節のスイーツとして「苺モンブラン」と「ココナッツパイン」もラインナップ。いずれも8月下旬までの販売予定です。