高田馬場「げんかや」の焼肉
\ 人のお金で焼肉が食べたい! /

Twitterでもよく見かける「人のお金で焼肉が食べたい!」。確かに人のお金で肉を食いたい、出来れば腹いっぱい食いたい…。しかし「俺のお金で焼肉を食ってくれ!」と言う人はそうそう居ないわけで…。ならば「自分のお金でコスパの良い焼肉を食べる」しかない。

■お手頃価格で焼肉が食べたい
そこでおすすめしたいのが焼肉市場「げんかや」。肉屋直営店のためほぼ原価に近い価格で肉を提供しており、他店と比べてもかなりのお手頃価格で楽しめる。店名も“原価屋”ってことなのかな。


筆者が向かったのはJR高田馬場駅から徒歩約2分の場所にある「げんかや 高田馬場店」。普段は店の外まで行列が出来ていることが多いのだが、この日はたまたま空いていたようだ。

高田馬場「げんかや」の外観

店内は仕事帰りのサラリーマンや学生グループで賑わっている。筆者が通されたのは店の奥の2名用席。学生時代にはよく通ったが、ぼっち焼肉に挑むのは今回が初めて。

高田馬場「げんかや」の内装
2名席に通された

基本的にフード、ドリンクともに全品290円(税別)。「熟成カルビ」や「牛タン」など、一部“どうしても290円にできなかった”メニューもあるがそれでも一皿390円だ。十分安い。

高田馬場「げんかや」のメニュー
全品290円

高田馬場「げんかや」のメニュー
中には390円メニューも

注文したのは烏龍茶と元祖カルビ、ロース、しろころ(みそ味)、豚トロ、漬けカルビ(数量限定)、クッパ、にんにく焼きの全8種。一皿290円のお肉と侮るなかれ。流石に大盛りではないものの量も厚みもきちんとある。頼んでから「これはガッカリ…」とはならない肉たちだ。

高田馬場「げんかや」の元祖カルビとロース
元祖カルビとロース

高田馬場「げんかや」のしろころ
しろころ

高田馬場「げんかや」の豚トロ
豚トロ

高田馬場「げんかや」の漬けカルビ
漬けカルビ

高田馬場「げんかや」のにんにく焼き
にんにく焼き

煙がモクモクとあがる中、一人黙々と肉を焼く。周囲はグループ客だらけで最初こそ自意識が疼いたものの、2~3枚焼いたところで食欲が勝ち、さほど気にならなくなった。肉の力って凄い。

高田馬場「げんかや」で肉を焼く様子

げんかやでは、赤身カルビ系にあう「甘口正油だれ」、赤身カルビ系や鶏、豚にあう「みそだれ」、ホルモン系にあう「ごま油だれ」の3種が楽しめる(画像左から順)。好みに合わせてタレを選べるのは嬉しいところ。

高田馬場「げんかや」のタレ
3種のタレ

食べ応えのある元祖カルビに、やわらかなロース、たっぷりと油ののった豚トロはジューシーなのにしつこさはなく、噛みごたえのあるしろころ(大腸)はホルモン好きにはたまらない一品。繰り返すようだが、どれも一品290円とは思えない満足度の高さだ。

高田馬場「げんかや」の焼肉
タレをたっぷりつけて

高田馬場「げんかや」の豚トロ

中でも特におすすめなのが人気の漬けカルビ。大きめにカットされた肉はガーリック風味でめちゃくちゃジューシー&食べ応え抜群。白米をかっ込みたくなるうまさだ。

高田馬場「げんかや」の漬けカルビ
タレなしで十分楽しめる

にんにく焼きも忘れてはならない。たっぷりの油で加熱したにんにくは驚きの旨さ!ほっくり温かな実をかじると、じゅわっと口全体に旨みが広がる。肉と一緒に食べるのもよし、単体で食べるのもよし。加熱時間によって食感も変わるため様々な楽しみ方ができるぞ。

高田馬場「げんかや」のにんにく焼き
食べるとめっちゃ元気になる

高田馬場「げんかや」のにんにく焼き
ほっくり

高田馬場「げんかや」のにんにく焼き
焦げ目がつくまで温めてもうまい

シメは具沢山のクッパ。スープまでしっかりおいしい。この他にも「石焼きビビンバ」や「ガーリックライス」、デザートに「杏仁豆腐」や「チーズケーキアイス」などサイドメニューが充実している。

高田馬場「げんかや」のクッパ
クッパ

高田馬場「げんかや」のクッパ
うめ~!

かなり腹が膨れるまで食べても合計2,506円(税込)と高コスパ。手頃な価格でガッツリ肉が楽しめる「げんかや」。「人のお金で食べられなきゃ意味ないんだよっ!」などと言わずに、是非一度行ってみて欲しい。

高田馬場「げんかや」の焼肉

■げんかや 高田馬場店
住所:東京都新宿区高田馬場1-27-2 イチカワビル1F