丸くてふかふかの幸せのかたまり。「マメヒコの円パン(マルパン)」がカフェ マメヒコで提供されています。
同店は、渋谷や三軒茶屋に店舗を構えるカフェ。こだわりのコーヒーをはじめ、自家製デザートやサンドイッチなどが楽しめます。
マメヒコの円パンは、生地を丸い型に閉じ込めてひとつずつ丁寧に焼いたパン。バターとミルクをたっぷり使った「リッチ」と、全粒粉を使った「リーン」の2種類があります。価格は480円。今回はリッチを選択し、さらに塩バター(180円)と大納言あん(180円)をトッピング。
香ばしい香りとともに運ばれてきた円柱型のパン。かなり厚みがあって面積も大きめ。ほかほかのパンの上で塩バターがとろけています。この時点でだいぶ幸せ。
ナイフで切り込みを入れると、想像以上にふっかふか。焼き色がついた表面はいわば食パンの耳の部分で、香ばしくサックリした歯ざわり。中の生地はきめ細かくやわらかな口あたりです。大きくカットして頬張っても口内の水分が奪われないくらい、しっとり。
生地そのものからミルクの甘みとコクが感じられます。そのままでも充分美味ですが、塩バターがジュワっとしみこんだ部分は思わずうっとりしちゃうおいしさ。ジャリッとした粒感の残った塩がほどよく効いて、乳のコクをさらに引き出します。バターじゃなくて“塩バター”なの大正解!
さらに、こしあんのようなねっとり感と、ホクホクとした粒感が混じった大納言あんをトッピングするという贅沢。あんパンともあんトーストともまた違う、円パンならではのおいしさが楽しめます。円パン×塩バター×大納言あんとかもうね、最高だよね。
合わせて、店員さんおすすめの円パンに合うコーヒー「深煎りグアテマラスイート」も注文。高地でとれた高級豆が深煎り焙煎されています。価格は780円。
深いコクと芳醇な香りが印象的。後味に残るやわらかな苦みが、円パンのミルキーな風味とマッチします。ミルクもつけてもらいましたが、パンと合わせるならそのまま飲むのがおすすめ。
ひと口ごとに幸せを運んでくれる、マメヒコの円パン。次は「リーン」の円パンを食べに来ようと思います。