新発売情報のパッケージ画像を見るに、カップに入れられたバニラアイスが生チョコの層で覆われているもよう。やわらかさが身上の生チョコですが、アイス商品でもその食感を保つことができるのでしょうか?気になったので、食べてみることに。
■「スプーンで食べる生チョコアイス」を食べてみた
袋の中身は、チョコ色のシックなカップ。価格はコンビニで172円(税込)でした。
フタをはがすと、一面にココアがまぶされた表面が登場。
冷凍庫から出したばかりでも、スプーンの入りはなめらか。すくってみると、バニラアイスと生チョコが層になっているのがわかります。
口にするとはじめに感じるのは、ひやっとしたアイスのつめたさとココアのビターな苦み。次いで口内の熱で溶けたアイスのクリーミーな甘さが広がります。そしてアイスが溶け切る頃より、じわじわと溶けだす生チョコ。ビターで濃厚な甘みを放ちつつ、長い間舌の上に留まります。このためひと口を味わう時間が長く、満足感も高いものに。
何より、生チョコ部分が想像以上になめらか&濃厚。チョコが好きな人にも自信をもってオススメできる、本格的な味わいです。
アイスとチョコの組み合わせというと、チョコでアイスをコーティングしたものや、アイスの中にチョコソースや板チョコを入れたものなど、どちらかといえばアイスを主としたものがほとんど。この商品も容量ではアイスがチョコに勝っていますが、その味わいはチョコが主役。さっと口どけるアイスと重厚な生チョコが、まるで前菜とメインディッシュのようにひと口に展開を作っているのです。
これまでのカップアイスとはひと味違う、新たなスイーツとも言える一品。冷たすぎないので、これからの季節のおやつにもぴったりのアイスなのではないでしょうか。