そんな「3年」という年月を費やし、ようやっと完成されたというのが今回サーティワンから発売された新フレーバー「トマッティレモンソルベ」なのです(前置きが長くなりました)…!
この商品は、完熟トマトとレモンのフレーバーを組み合わせたソルベ。隠し味には塩が加えてあるそうです。こんな組み合わせ、今までになかった!しかも夏限定のフレーバーということなので、こりゃ見逃すわけにはいかないと、さっそくお店へ食べに行ってみました。
と、サーティワンではもっか、ダブル(2段重ね)の値段でトリプル(3段重ね)が楽しめる「チャレンジ・ザ・トリプル」キャンペーンを開催中。ならばチャレンジするしかありませんよね。
フレーバーには「トマッティレモンソルベ」と、6月に発売された「チョコレートソルベ」、日本限定で7月末まで販売されている「オレオ抹茶」を重ねることにしました。なお、コーンには「ワッフルコーン」(+30円)を選択。
トマッティレモンソルベは、赤いトマトソルベと、黄色いレモンソルベを組み合わせたもの。2色のコントラストが見た目にも鮮やか、まるで夏の太陽みたいで気持ちがぱっと明るくなります!
レモンソルベは、シャリッと微細な氷を舌に感じる、清涼感のあるソルベ。酸味でキュッと甘さが引き締められています。一方トマトソルベは、レモンよりもまったり濃厚で、舌ざわりもよりなめらかに感じます。さすがは「トマトをまるごとすりつぶした」というだけある!トマトの甘みとほのかな酸味があり、その奥には控えめな塩の存在がキラリ。味・香りともに、よくトマト嫌いな人がいう“青っぽさ(野菜っぽさ)”はなく、トマトの「おいしいところ」だけを抽出してギュッと固めたような味わいです。
ふたつのソルベを同時に口に含むと、まず際立つのはレモンの酸味。あとからトマトの爽やかな甘みが広がり、塩はほんのり控えめで、甘さを引き立てる程度。甘すぎずしょっぱすぎず、完璧な甘×酸×塩のバランス。この完璧なバランスを叶えるために3年という月日を要したのかと思うと、なんだか納得です。
ほかのソルベ系アイスと組み合わせてもいいし、バニラやキャラメルリボンなど、しっかり甘いアイスクリームと重ねてもおいしそう。きっと、どんなフレーバーとも喧嘩しないと思います。
また、トマッティレモンソルベの下に重ねたチョコソルベは、ソルベと思えないほどなめらかで、舌に絡まる濃厚さ!カカオのどっしりとした苦みと深い甘みがありつつも、軽い口どけで後を引かないので、くどさを感じません。夏のチョコ、ここに極まれり!
さらにその下に重ねた抹茶オレオは、想像していた以上にしっかりビター。苦みと旨みが濃い抹茶アイスに、これまたほろ苦いオレオが練り込まれています。オレオは砕いてあるけれど1粒1粒が大きく、ゴロゴロとたっぷり入っているので相当な食べごたえ!
ちなみに筆者は抹茶オレオを最後に食べてしあわせだったけれど、あと口をさっぱりさせて終わりたい人は、トマッティレモンソルベを一番下にすると良いかも。組み合わせるフレーバーや順番を変えれば、楽しみ方は無限大!ぜひいろいろな味の変化を楽しんでみてくださいね。