エッグスンシングスで、ハワイ産のパパイヤを使ったメニューのフェア「Relish Papaya from Hawaii!!」が6月16日より8月31日まで開催されます。フレッシュな果肉がパンケーキに添えられたりサルサソースに使用されたりと、さまざまな角度でパパイヤが楽しめるんだとか。

おなじみパンケーキもパパイヤと一緒に
おなじみパンケーキもパパイヤと一緒に

ともすればマンゴーとごっちゃになってしまうパパイヤ。どんな形や味かと聞かれても即座に答えることができず、思い浮かぶイメージはエスニック料理のサラダに入っているスライスされた姿…。


しかしそんなぼやけたイメージも今日限り。パパイヤを心と舌に強く印象付ける新メニューを、発売に先駆け試食させてもらってきました!

パパイヤとの距離を縮めに…
パパイヤとの距離を縮めに…

■ハワイ産パパイヤのメニューは全5品

フェア期間中は、これまでディナータイム限定だった「リリコイパパイヤパンケーキ」が終日提供されます。また、春から提供されているパパイヤの半身をまるごと使った「パパイヤボード」に加え、期間限定の新メニューとして、パパイヤを使ったサルサソースで仕上げた「マヒマヒパパイヤ&エッグス」「シュリンプパパイヤ&エッグス」、ドリンクの「ミルキーパパイヤレモン」も登場します。

◆リリコイパパイヤパンケーキ 1,550円

うすオレンジ色のリリコイバターソースがかけられたパンケーキとともに、ごろっとした角切りのパパイヤとホイップクリームが一皿に盛り合わされています。なお、リリコイはさわやかな酸味が特徴のパッションフルーツの一種だそう。
 
ホイップに加え、パパイヤ果肉がたっぷり
ホイップに加え、パパイヤ果肉がたっぷり

パパイヤは歯を必要としないほどの柔らかさ。舌と上あごでプレスすれば、果汁がじゅんわり沁み出します。甘みが強くジューシーでまろやかな口当たりで、メロンに通ずる品の良い味わい。

ジューシーで甘く、あと味スッキリ
ジューシーで甘く、あと味スッキリ

そんなパパイヤはふわふわのホイップクリームと相性抜群!甘みが抑えられたホイップにパパイヤの果汁と果肉が混ざり込み、ほどよい甘さととろみをもってパンケーキに絡みます。

シロップなどによる局地的な強い甘味とは違い、全体に染み渡るジューシーな甘さはフレッシュフルーツの果汁ならでは。パンケーキ生地のほんのりとした甘みやホイップのコクを霞ませることなく調和しています。

パンケーキのほのかな甘みも楽しめる
パンケーキのほのかな甘みも楽しめる

◆パパイヤボード 950円

先ほどはトッピングとして登場したパパイヤを、メインとしてじっくり味わうことができるこちら。サーフボードに見立てたパパイヤの半身に、ホイップクリームが天高く盛り付けられています。お皿に敷かれたグラノーラは砂浜を表現しているんだとか。

パパイヤをボードに見立てたインパクトある一品
パパイヤをボードに見立てたインパクトある一品

たっぷりのホイップとともにパパイヤを口にすると、とろける食感と甘みにより、全神経が口内に集中。寄せては返す、パパイヤの甘みをのせたホイップの波。この波に、いつまでも揺られていたい…。ホイップと果肉だけで口の中を満たす、パンケーキとはひと味違う贅沢が楽しめます。

またグラノーラは“砂役”とあなどることなかれ。一緒に口にするとカリッとした食感でアクセントになるとともに、パパイヤとホイップが口どけた頃にじわじわと味が沁み出て、ひと口に展開を作ってくれます。

“砂役”のグラノーラが、味の面でも活躍
“砂役”のグラノーラが、味の面でも活躍

また添えられたレモンもお忘れなく。はじめはフルーツにレモン汁?と思いましたが、きゅっとした酸味でパパイヤの甘みの輪郭を際立たせ、ホイップをサワークリームのようなさわやかな味わいに変身させてくれます。半分ほど食べたあたりで搾り、味の変化を楽しむのがおすすめ。

レモン汁でさわやかさを追加!
レモン汁でさわやかさを追加!

◆マヒマヒパパイヤ&エッグス 1,750円

ハワイで人気の白身魚「マヒマヒ」がサクサクとした衣に包まれ、パパイヤのサルサソースで仕上げられています。

白身魚「マヒマヒ」×パパイヤのサルサソース
白身魚「マヒマヒ」×パパイヤのサルサソース

マヒマヒは、ナイフを入れるとほろりとほぐれる柔らかさながら、口にすれば締まった身に食べごたえあり。淡白な口あたりになのに、噛むと旨みがあふれるギャップがたまりません。

淡白なのにジューシーなマヒマヒ
淡白なのにジューシーなマヒマヒ

サルサソースはピリッとした辛さにパクチーの鮮烈な風味、パパイヤのジューシーな甘さが組み合わされ、エキゾチックな味わい。さまざまな味が舌の上で、南国のカラフルな花のように鮮やかに咲き乱れます。

パパイヤのサルサソースと相性抜群!
パパイヤのサルサソースと相性抜群!

◆シュリンプパパイヤ&エッグス 1,850円

プリッとした海老を、パパイヤのサルサソースで仕上げた一品。

ぷりぷり海老×パパイヤのサルサソース
ぷりぷり海老×パパイヤのサルサソース

海老に歯を立てる気持ちよさののち、はじけた身から旨みがあふれ、サルサソースと絡み合います。ピリリとしたあと味による心地よいしびれに、しばしぼんやり。夏の午後の気だるさが思い起こされます。

しびれるあと味が心地よい
しびれるあと味が心地よい

なお、とろりとしたタマゴの黄身にひたして食べると、クリーミーなコクが増しつつ辛さがマイルドになってまた美味。

◆ミルキーパパイヤレモン 750円

パパイヤとミルクのミックスドリンクにレモンを搾り、ハチミツで甘みが加えられています。

ほんのりオレンジがかったまぶしい白さ
ほんのりオレンジがかったまぶしい白さ

濃厚そうな見た目に反し、さっぱりとした味わい。ハチミツのほんのりした甘さにレモンのさわやかさが加わり、暑い日に喉を潤すのにもぴったり。

思いのほかさっぱり
思いのほかさっぱり

甘さ控えめのミルキーな味わいは、スパイシーなサルサソースの料理はもとより、パンケーキなどとも好相性です。

■まとめ

何より驚いたのは、パパイヤそのものののおいしさ。ジューシーで甘く、まろやかな口当たりは、フルーツ界でも上位に君臨できる味…。それは希少なハワイ産パパイヤだからこそなのでしょう。

またさっぱりとしたホイップがパパイヤの甘みを引き立てたり、サルサの辛さがまろみのある甘さを引き出したりと、どのメニューもパパイヤをただ“使う”のではなく“活かす”ように組み立てられていたのも大きなポイント。「パパイヤってどんな味だっけ?」という距離感を持った人にこそ、そのおいしさが最大限引き出されたメニューで、パパイヤと親密になってほしい。そんな気持ちにさせられる、エッグスンシングスのパパイヤメニューでした。