アメリカ・ニューヨークの人気店「ドミニク・アンセル・ベーカリー」の日本上陸が目前に迫り、クロナッツ、ひいては“ハイブリッドスイーツ”がますます世間を賑わせつつある今日このごろ。

そんな中、フランス・パリ発の美食ブランド「FAUCHON(フォション)」からも、キュートなハイブリッドスイーツが登場していました。「トゥールビヨン(ショコラ)」と「クロワッサン・スコーン」です!


左手前がトゥールビヨン(ショコラ)、右奥の3つがクロワッサン・スコーン
左手前がトゥールビヨン(ショコラ)、右奥の3つがクロワッサン・スコーン

トゥールビヨン(ショコラ)は、2種類のココアを使ったブリオッシュと、クロワッサンを組み合わせたハイブリッドスイーツパン。チョコレートチップとアーモンドクリームを巻き込んで焼き上げられています。

コロンとしたルックスが可愛い!
コロンとしたルックスが可愛い!

食べてみると、さっくりとしたクロワッサン…かと思いきや、層の奥へ進むとふんわりしっとりとした口あたりに変わり、さらにはとろけるチョコチップも登場!リッチなバターの香りに、ビターなカカオが絡みついてきます。生地がぐるぐる巻きになっていることにより、食感も味も行ったり来たり。なにこの幸せなダンジョン…!

甘さ控えめで、朝食にもぴったり!
甘さ控えめで、朝食にもぴったり!

一方、クロワッサン・スコーンは、その名のとおりクロワッサンとスコーンのハイブリッド。外側はさっくり香ばしくて、中はふわっとしっとり。バターリッチなクロワッサンとスコーンがぎゅっと詰まった生地なので、これ1つで食べごたえ満点です。コーヒーや紅茶といっしょにどうぞ。

左から、フランボワーズ、バニラ、ショコラ
左から、フランボワーズ、バニラ、ショコラ

フレーバーは、バニラ、フランボワーズ、ショコラの3種類。

バニラは、口に入れた瞬間、バニラビーンズのロマンティックな甘さとバターの香りが広がります。安心して人にオススメできる、間違いのないおいしさ!

バターとバニラの香りがリッチ
バターとバニラの香りがリッチ

つぶつぶしているのがバニラビーンズかな?
つぶつぶしているのがバニラビーンズかな?

フランボワーズは、ビビッドな色から想像していたよりも断然やさしい味!舌にのせると華やかな甘酸っぱさがふわっと広がりますが、味も香りも強すぎず、噛むと小麦のやさしい味とバターの香りが口の中に充満していきます。ちょっぴり派手めな(失礼)見た目とは裏腹に、実は一歩下がってスコーンのおいしさを引き立てています。もしこれが人間の女の子だったら絶対モテる。

上品な香りと、ほっとする味
上品な香りと、ほっとする味

まさに、やまとなでしこ
まさに、やまとなでしこ

ショコラは、3つの中でもっとも食べごたえのある濃厚な味。チョコ味の生地には、中にもチョコチップが練り込まれていて、カカオ感が絶好調。さっくり、ふんわりとした歯ごたえの中でしばしば出会う、とろりとしたチョコチップの舌ざわりも嬉しい!しっかり苦みが効いた、甘さ控えめの大人向きフレーバーです。

苦めのチョコが好みの人にはドンピシャかも!
苦めのチョコが好みの人にはドンピシャかも!

ふんわりしているけど、濃厚なくちどけ
ふんわりしているけど、濃厚なくちどけ

ちなみに、筆者が今回食べた中でもっとも気に入ったのは、クロワッサン・スコーンのフランボワーズでした。クロワッサン×スコーンのハイブリッドにフランボワーズが香るという、これまで出会ったことのないおいしさに感動したのはもちろん、見た目の色からは想像もできなかったやさしい味とのギャップに「萌え!」となった次第であります。

その見た目と味のギャップ、ずるいよ…
その見た目と味のギャップ、ずるいよ…

トゥールビヨンとクロワッサン・スコーンは、新宿高島屋、日本橋高島屋、横浜高島屋などで販売中。価格はいずれも240円(税別)です。ぜひお試しあれ!