今回その最優秀賞を受賞したというのが、自家製「シンガポール風ラクサ」(599円)。シンガポールやマレーシアで定番の屋台料理として知られるココナッツベースのカレー麺“ラクサ”を、成城石井流にアレンジしたものです。
全国ナンバーワンのお弁当(麺部門)に輝いたというラクサ、いったいどれほど美味しいのかしら…気になる!ということで、今日のランチに買って食べてみることにしました。
●麺部門ナンバーワンに輝いた「シンガポール風ラクサ」
手に取るとずっしりと重いカップ入りのラクサ。開ける前から具だくさんの予感です。さっそく電子レンジで温めてからいただきます。
ココナッツの風味豊かなスープには、平たいフォーと、厚揚げ、蒸し鶏、香菜、ゆで玉子、トマト、ニンジン、もやしがたっぷりとトッピングされています。麺が見えないほど具材がたっぷり!
まずは、スープをひとくち。まろやかな甘さとコクの中に、しっかり辛さが際立つ味わいが感じられます。さらに香菜のエスニックな香りがふわりと広がって、シンガポールレストランで食べるラクサにも引けをとらない本格的な美味しさ!
口の中で甘みや酸味、辛みが次々と変わる奥深い味わいで、食べ進める手が止まりません。厚揚げにもスープが染みて、何とも絶品!「本場の味を再現しつつも日本人の口に合う味を追求した」というだけあって、筆者的満足度は文句なしの星3つです!
●優秀賞受賞の野菜メニュー&デザート
ラクサのほかに、「サラダ部門」で優秀賞を受賞したという「9種野菜のバーニャカウダー」(599円)と、「デザート部門」で優秀賞を受賞したというスイーツ「ごろごろ苺とカナダ産ブルーベリーのプレミアムチーズケーキ」(950円)も食べてみることに。
バーニャカウダは、ニンジン、じゃがいも、かぼちゃ、玉ねぎ、キャベツ、パプリカなど、大きめにカットされた彩り野菜がごろごろ。野菜に隠れて見えないのですが、底にはバーニャカウダソースが入っています。これに野菜を絡めていただきます。
野菜はどれもふっくら蒸されていて、とても柔らかな口あたり!ニンジンや玉ねぎは苦みが消えトロっと甘く、かぼちゃやさつまいも、じゃがいもはホックホクです。ソースももちろん美味しいけれど、これは野菜本来の美味しさを味わう一品!
野菜だけでも十分お腹いっぱいになるボリュームで、アラサー女子(私)、リピート決定です。
続いて、チーズケーキ。スポンジとレアチーズの2層のケーキに、いちごとブルーベリー果肉、そしてフランボワーズピューレがトッピングされています。長さは15センチほど。
カットしてみると、生地の中にもいちごやレーズンがたっぷり。これは贅沢…!
スポンジはしっとり、レアチーズはなめらかな舌ざわりで濃厚な味わい。チーズといちご、ブルーベリーが折り重なり、甘くて爽やかな酸味のある絶妙なハーモニーを奏でます。味がしっかり濃いので、少量でも満足感が得られるデザート。ティータイムに家族や友達とシェアしたい!
食べる前は「ケーキがラクサよりもお高いなんて…」と正直腰が引けたのですが、食べてみると納得のコスパ。この美味しさでこのサイズなら「買い」です。
今回食べた3品とも、“スーパーのお弁当・お惣菜”のイメージをガラッと変えるクオリティの高さに驚かされました。これならオフィスでのランチにはもちろん、疲れて帰って料理をする元気がないときの夕食としても活躍してくれそうです。
気になった方はぜひ1度試してみては?なお、3品とも期間限定の販売ですのでお早めに!
※表記価格はすべて税別