シリアルキラーカフェは、ありとあらゆる種類の“シリアル”を販売するカフェ。国内のみならず海外からも取り寄せたシリアルが、なんと120種類以上(!)も取り揃えられているそうです。また、アーモンドミルクから豆乳まで30種類のミルクのほか、20種類のトッピングも用意されているとか。海外メディア Buzz Feed が伝えています。
同メディアによると、カフェを経営するのは Gary さんと Alan さんという双子の兄弟。彼らはある日ランチに何が食べたいか考えていたところ、中華でもメキシカンでもなくシリアルを思い付いたのだそう。そこで、シリアルカフェのアイデアが降りて来たんだとか。
日本人にとっては「シリアル=(イコール)朝ごはん」のイメージが強いですが、もっとシリアルに親しみのある国では、ランチや夕食に食べるというのもきっと不思議なことではないのでしょう。同店は、毎日朝7時から夜10時までオープンしているそうです。
同店では、すべての種類のシリアルが同じ値段で販売されます。スモールボウル(30g)2.5ポンド(約460円)から。日本と比べて物価が高いロンドンではかなりの低価格と言えるでしょう。
同店のシリアルの中には、通販サイトで取り寄せた“ヴィンテージ品”なんかも含まれるそう。商品そのものより送料の方が高い、なんてことも珍しくなかったようです。
そこまでして世界中からシリアルを集める彼らの思いは、「お客さんに来店してもらい、子どものころ食べていた80~90年代のシリアルを見て、懐かしさを体験してほしい」というもの。なるほど、単にいろんな種類のシリアルが味わえるだけでなく、ちょっとノスタルジックな気分にも浸れるということなんですね!
“想い出”っていう隠し味があるなら、確かにちょっと行ってみたい気もするかも?