あんバタわさことは、にぎりこぶし大の丸いパンに、わさびを練り込んだバターと粒あんをサンドしたパン。商工会員を中心とする「河津わさびで泣かせ隊」によって考案された、知る人ぞ知る河津の新グルメなのです。観光センターやお土産屋さんなどで売られていて、価格は1個250円(税込)。
えん食べ編集部もお土産にいただいたので、みんなで食べてみることにしました!パッケージを開けた瞬間、マスタード入りのサンドイッチのような、ツンと鼻をつくスパイシーな香りがふわり…!
ぱくっとかじりつくと、まず鼻を抜けていくのはわさびの香り。次に、粒あんのほっくりとした甘みが舌の上に感じられ、そのあとからわさびのツンとした辛さが追いかけてきます。なめらかでコクのあるバターがつなぎ役になって、わさびとあんこの味が分離せず見事に融合!これは新発見の味です!!
あんバタわさこは、わさび丼のように一気に食べると涙が出てしまうというほど辛くはありません。バターが辛さをマイルドにしてくれているし、あんことわさびが引き立て合って絶妙な“甘辛”テイストに仕上げられています。ネタ系に走った商品なのかと思いきや(失礼)、目からウロコの完成度の高さに脱帽です!
菓子パンともお惣菜パンとも一線を画す、不思議な立ち位置の「あんバタわさこ」。甘くて辛いツンデレな味わいがくせになり、個人的にはかなりのヒットです!河津へお出かけの際に見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。