桜の名所として知られる、東京・目黒川。今年の桜の季節は終わってしまいましたが、お花見でなくともわざわざ訪れたい魅力的なお店が、目黒にはたくさんあります。
御菓子司 玉川屋
今回ご紹介するのは、そんな目黒にある和菓子店「御菓子司 玉川屋」。定番の和菓子のほか、目黒にちなんだ名前のお菓子なども販売されています。バターどら焼き
数ある商品の中でも人気なのが「バターどら焼き」。ほのかな甘みのある生地で、青えんどう豆と富貴豆のうぐいす餡と、ホイップした良質のバターがサンドされています。価格は190円。しっとりやわらかな生地と、ねっとりとした餡、軽い口あたりのバターがベストマッチ。餡のところどころに、ホクッとした食感の残る豆が入っており、ほどよいアクセントになっています。餡がぎっしりサンドされているので、食べごたえも抜群!
生地と餡の爽やかな甘みを、バターのうまみがまろやかに包み込みます。コクがあるのに後味はあっさり。どら焼きといえば“小豆の餡”というイメージが良い意味で覆される、新しいおいしさに出会えます。
コーヒーわらび餅
どら焼きに加えて、同店に訪れたらぜひ味わってほしいのが「コーヒーわらび餅」。和菓子のような洋菓子のような不思議な魅力のある一品です。価格は170円。コーヒーゼリーのような見た目ですが、食感はわらび餅。しっかりとした弾力がありながらも、なめらかに口どけます。舌に吸いつくような、ねっとりもっちりとした独特の食感がクセになる!
上品な甘みのあとにコーヒーらしい苦みが広がる、キレのある味わい。最後に芳醇な香りが鼻にふわっと抜けていきます。シンプルだからこそ、飽きのこないおいしさ。
別添えのミルクをかけると、クリーミーなわらび餅に。コーヒーの豊かな風味にコクが加わった、まろやかな味わいが楽しめます。はじめからかけるのも良し、途中でかけて味の変化を楽しむのもよし。好みに合わせて楽しんでみて!
和菓子の新しい魅力に気付ける、玉川屋の「バターどら焼き」と「コーヒーわらび餅」。目黒散策のお供にもぴったりですよ。
住所:東京都目黒区目黒2-10-14