名物の陰の“ひそかな名品”を紹介する連載。19品目は、サーティワン アイスクリームの「シェイク」。
サーティワン アイスクリームは、アメリカ・カリフォルニア発のアイスクリームショップ。日本には1974年に上陸し、現在国内に約1,200店舗を展開している。
今回紹介するシェイクは、サーティワンのアイスクリームに牛乳を加えてシェイクにしたもの。注文後に専用マシンでシェイクして作られる。価格は530円(税込・店舗によって異なる場合あり)。
全てのフレーバーが対応しており、全ての店舗で注文可能。日本上陸当時から提供されている。しかし店頭でのアピールが弱いためか、知っている人は少ない。
まぁ、基本的にサーティワンに行くのはアイスが食べたい時。そこでシェイクを目にしてもピンとこず、記憶に残らないのかもしれない。筆者も今回、サーティワンの人に教えてもらって初めて知ったのだが、今の季節にぴったりのおいしさが楽しめた。
サーティワンのシェイクに挑戦
注文時はフレーバーをひとつ選び、シェイクにしてほしいと伝えればOK。おすすめは食感に変化が出る、ナッツやチョコなどの具材入りフレーバー。
今回は定番の「ジャモカアーモンドファッジ」でチャレンジ。コーヒーアイスクリームにアーモンドとチョコレートリボンを混ぜ込んだフレーバーで、サーティワンのPR担当者も「シェイクにイチオシ」とのこと。
数分待って受け取ったシェイクは、プラスチックのドリンクカップ入り。ミルクが入るので、どのフレーバーも元の姿に比べやや白っぽくなる。
質感は緩め。ストローで吸うと、さほど頬に力を入れずともスルっと口に届く。半液状なので、口にした瞬間から濃厚な甘さがいっぱいに広がる。ミルクが加わった分、アイスに比べてあと味はややさっぱり。夏場に良さそうだ。
まろやかなミルクとほろ苦いコーヒー、チョコの甘みが溶け合い、時折カリッとした食感と共に広がるナッツのコク。今回選んだジャモカアーモンドファッジでは、ちょっぴり大人な落ち着いた味わいのシェイクが楽しめた。
夏場のコーンアイスは、溶けて垂れやしないかグルグル回して注意しながら食べる必要がある。一方シェイクは片手に持って気楽に飲み歩くことができるので、スマートに見せたい場面で便利かもしれない。
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