ジンギスカン羊一 の熟成ラム肉

羊肉好きにぜひ訪れてほしいお店が、東京・渋谷に本日(6月17日)オープンする。“熟成ラム”のジンギスカン専門店「ジンギスカン 羊一(ヨウイチ)」だ。

ジンギスカン 羊一 店頭
お店の場所は渋谷・道玄坂

同店が提供するのは、濃い味の“熟成ラム”。ラム肉は通常、若いため水気が多い。それを熟成させ水分量を調整することで、味も香りもギュッと濃縮した味わいにしているのだとか。


そんな熟成ラムのジンギスカン、ひと足早く体験させてもらったのでご紹介する。

ラム肉&玉ねぎのセットでスタート

入店するとまず、人数分の「ジンギスカンセット」(980円)が用意される。ラム肉と玉ねぎの盛り合わせだ。

ジンギスカン羊一のラム肉2人前
ラム肉と、

ジンギスカン羊一の玉ねぎ
玉ねぎのセット(写真はいずれも2人前)

これを各席に用意されるジンギスカン鍋で焼いていく。片面を焼き、ひっくり返したらレア気味のうちに引き上げるのがおすすめとのこと。

ジンギスカン羊一のラム肉
おすすめの焼き具合はレア

口にした瞬間、いっぱいに広がるラム独特の香り。そして期待通り、噛むほどに濃い肉の旨みがとめどなくあふれる。

あらかじめ塩とペッパーで軽く味付けられているので、最初はタレをつけずに肉の旨みを味わってほしい。濃縮した肉の旨みがはっきり感じられるはずだ。

ジンギスカン羊一のラム肉
香りも味も濃厚!

玉ねぎも甘くておいしい。厚みがあり、しっかり焼いても中はジューシー。シャクシャクとさわやかな食感で、肉と交互に食べるのに最適。

これに肉や野菜を追加でオーダーしていくのが基本スタイルとなる。追加メニューは肉1人前が880円。野菜はもやし(280円)、長ネギ(280円)など。ほかサイドメニューの豆腐サラダ(520円)やキムチ(380円)、アルコールメニュー(380円~)のビールやチューハイ、焼酎なども用意されている。

ラム肉×パクチーを楽しもう

また苦手でなければ、パクチー(380円)の追加を強く推奨する。こちらは焼かず、生のまま羊肉にトッピングして。

ジンギスカン羊一のパクチー
トッピング用のパクチー

どちらも独特の風味を持つ羊とパクチー。一見喧嘩しそうにも思えた二者だが、パクチーの鮮烈な風味はむしろ肉の味を引き立て、さらに旨みを濃く感じさせてくれる。こんなに相性が良い組み合わせをこれまで知らなかったなんて…!未経験の人はぜひ試してほしい。

ジンギスカン羊一のラム肉とパクチー
たっぷりパクチーをのせて

肉を堪能したら、〆には「山わさびご飯」(320円)を。

ジンギスカン羊一の山わさびご飯
〆におすすめの「山わさびご飯」

ツンと鮮烈な山わさびの風味が、肉との取り組みでやや重くなった口の中をさっぱりさせてくれる。

ジンギスカン羊一の山わさびご飯
心地よい辛さがツンとくる

併せて「仔羊肩肉のパクチー塩スープ」(520円)もぜひ。あっさりとした塩味のスープに、ラム肩肉と器の底が見えないほどどっさりのパクチー。よく煮込まれたラム肩肉が、口の中でしっとりほろりとほぐれる。

ジンギスカン羊一のパクチースープ
「仔羊肩肉のパクチー塩スープ」

ジンギスカン羊一のパクチースープ
しっとりやわらかなラム肩肉

これに山わさびご飯を入れ、お茶漬け風にしても美味。パクチーが苦手な人は「仔羊肩肉の辛いスープ」(520円)でどうぞ。

カウンター席があり、セットも1人前から頼めるので、ひとりで行くもよし。羊好きな仲間と連れ立って行くもよし。濃密な羊体験を味わってほしい。

ジンギスカン羊一 店内

ジンギスカン 羊一(ヨウイチ)
店舗所在地:東京都渋谷区道玄坂2-20-9 道玄坂柳光ビル
営業時間:16時~23時30分
定休日:日曜日
※表記価格は全て税別