フランス・パリ発のスイーツブランド「HUGO＆VICTOR（ユーゴ アンド ヴィクトール）」。世界の名だたるブランドから熱い視線を受ける注目店です。そのコンセプトショップが、4月22日、表参道ヒルズ（東京都渋谷区）内にオープンしました。

同店ではカフェも併設。もちろん、カフェ限定メニューや、日本先行商品、表参道ヒルズ限定メニューなどなど、ここでしか食べられないメニューがいっぱい！ 内覧会でひとあしお先に試食してきました。

HUGO＆VICTORって？

HUGO＆VICTORは、「ラデュレ」などでのシェフ・パティシエの経験を持つユーグ・プジェ氏が2010年に立ち上げたブランドです。ディオールやヴィトンといった名だたるブランドからコラボレーションの依頼が殺到しているというホットなショップ。新鮮な素材や季節のフルーツを農園から直接仕入れるなど、“納得いくまで素材を厳選”しているのだとか。

惑星みたいに輝くショコラが代名詞ですが、パリでは、フィナンシェやケーキも人気。なかでも、グレープフルーツを使った「タルトパンプルムース」の人気が高いそうです。

日本では、サロン・デュ・ショコラへ出展していたほか、2015年10月に日本1号店となる伊勢丹新宿店がオープン。ケーキや焼き菓子、チョコレートなどが販売されています。

そして表参道ヒルズ店には、新宿にはない限定商品が多数登場します。主な限定商品は、マカロン（日本先行発売）、ケーキ「ガトーサクラ」（表参道ヒルズ限定）、BIOタブレット（日本先行発売）。これらを中心に試食しました！

日本先行発売のマカロン

マカロンは全9種類。本国に先行して発売されます。カラフルでかわいい！と言いたいところですが、店員さんも遠目には確認できないほど、落ち着いた色合い。合成着色料を使わずに作られているそうです。


いちおしは「パンプルムース」。人気ケーキ「タルトパンプルムース」をイメージした、グレープフルーツのマカロンです。皮は薄めでサクッと口どけよく、中にはクリームがたっぷり。甘さとほのかな酸味が、絶妙なバランスです。

ラインナップは、ショコラ、バニラ、カフェ、フレーズ、パンプルムース、レモン、チェリー、プラリネ、フランボワーズ（ショーケースには書いていないので分かりにくいのですが…）。各345円（税込、以下同じ）。3個入り（1,188円）、6個入り（2,073円）、10個入り（3,564円）、20個入り（7,020円）もあり、好きなフレーバーを組み合わせられます。

カフェのホットチョコレート

カフェでは、ケーキなど店内で販売されているスイーツと、コーヒーなどのドリンクを楽しめます。注目はチョコレートドリンクでしょう！ ビターな「ショコラ ノワール」とスイートな「ショコラ オ レ」、それぞれホットとアイスが用意されています（各1,080円）。


ノワールを飲んでみたところ、香り豊かで、ビターな苦みがいい感じ。また濃厚だけど、後味に甘ったるさが残りません。つまり、おいしい！ チョコレート好きには一度は試して欲しい一品です。

このほかカフェでは、限定メニューとしてパフェやソフトクリームも販売されます。フレッシュジュースなんてものもあり、目の前にある果物をしぼって作るあたり、ユーグ氏らしいこだわりが垣間見えます。

表参道限定スペシャリテを試食！

ケーキの中からは、春限定、桜を使った「ガトーサクラ」（972円）を試食しました。


淡いピンク色に仕上げられたその下は、桜ピューレのムース、桜のコンポート、ザクザクアーモンドのムースを重ねてあります。その周りを包むムースには、白あんとインゲンを使っているそう。


濃厚な桜の香りと優しい甘さの中に、酸味が引き立つピューレのアクセント。見た目にも味にも桜を感じられるケーキでした。

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HUGO＆VICTORの世界観を体現するため、店内には、時間帯によって照明が変化する、という演出も取り入れられているそうです。また日本先行で発売される、エコバッグやエプロンなどのグッズも、世界観を表現したもの。日本初のコンセプトショップで、すてきなひとときを過ごしてくださいね！


【店舗情報】
HUGO＆VICTOR（ユーゴ アンド ヴィクトール）表参道ヒルズ店
アクセス　表参道ヒルズ1階、表参道駅側のイーストエントランスから入って正面あたり
営業時間　月～土11時～21時、日11時～20時、それぞれ30分前ラストオーダー