さて今回は、10代、20代、30代、60代、80代の人たちにそれぞれ、子どものころ遠足に持って行っていたおやつを「完全再現」してもらいました!世代別のラインナップは果たしてどんなものになったのか?ぜひ当時を思い出しながらご覧ください!
● 10代のおやつ
まずは、今をときめく10代のおやつ。日本の未来を担う、前途有望な子どもたちが選んだ遠足のお供がこちらです。1.ポテトチップス コンソメパンチ
2.梅干グミ
3.ベビースターラーメン丸 チキン
4.じゃがりこ たらこバター
5.トッポ
さすが成長期まっただ中、ガッツリ系のラインナップですね。みんなで分け合って食べられるものが定番のようです。ちなみに梅干グミについてはこれじゃなくても「梅味のグミなら何でもいい」とのこと。食べごたえのある揚げ系スナックが多い中、ちょっとしたお口直しにすっぱいものが活躍するのかも。
ほかにも「キットカット」や「チョコパイ」などが候補に。いずれにせよ、バリバリざくざく食べられて、しっかりお腹にたまるおやつが人気のようです。
● 20代のおやつ
続いて、20代(後半)が選んだ遠足のおやつがこちら。1.もぎもぎフルーツ(グミ)
2.ヤンヤンつけボー
3.アポロ
4.こざくら餅
5.チーかま
なつかしい駄菓子もありますね。中には、細い棒状のクラッカーにチョコをつけて食べる「ヤンヤンつけボー」や、くだものを模したグミをもぎって食べる「もぎもぎフルーツ」といった“遊べる”お菓子も。選んだ本人によると「遠足が楽しくなかったので、おやつを食べるときのワンアクションに楽しみを見出していました」とのこと。
ほかにも「アポロチョコ」は、イチゴチョコとミルクチョコを別々に味わう食べ方にはまっていたとか。なお、異色の「チーかま」を選んだ理由は「ただ好きだから」だそうです。
● 30代のおやつ
次はいよいよ、筆者も含む30代を代表する遠足のおやつ。みなさんの懐かしアンテナには引っかかるかな?1.パックンチョ
2.チップスター
3.シゲキックス スーパーレモン
4.チェルシー ヨーグルトスカッチ
5.ハイレモン
スナック系、なめるもの、噛むもの、チョコ系と、バランスの取れたラインナップ。甘さとしょっぱさの割合も絶妙です。ハイレモンやシゲキックスなどのすっぱいものは、酔い止め代わりにもなるとのこと。さすが30代はチョイスに貫禄を感じさせますね。
遠足必需品のチョコは溶けちゃうと嫌なので、“溶けないチョコ”としてパックンチョやチョコあんぱんなどが活躍しました。「生地」部分があるので腹もち担当も兼任しています。
ハイレモンは姉妹品のヨーグレットと両方買って、文字通り姉妹で半分こしていたなんていうほっこりエピソードも。このタブレット、ガリッと噛む派となめる派で分かれますよね。筆者は、最初はなめて、溶けてきたら噛む派でした。
● 60代のおやつ
さて、続くのは30代の親世代、60代を代表する遠足のおやつです。1.チョコフレーク
2.都こんぶ
3.サイコロキャラメル
4.かっぱえびせん
こちらも、甘さとしょっぱさのバランスが取れたラインナップ。選んだ本人によると「女の子はみんなで分け合って、男の子は自分のお菓子は自分で食べていた」のだとか。たくさん持って行っても結局余って、家に帰ってからゆっくり食べていたなんて思い出もあるそう。
サイコロキャラメルは、食べ終わってからもサイコロとして使えるのが魅力ですよね。筆者はすごろくを手づくりして遊んでいました。また、好みが分かれる都こんぶ(通称すこんぶ)ですが、好きな人は相当ハマりますよね。キュンとくる酸っぱさと、噛むほどに染み出てくるこんぶのうまみがクセになるんです。
● 80代のおやつ
いよいよ最後に、80代が選んだ遠足のおやつ。戦争を体験している世代が食べていたお菓子はこちら。1.森永ミルクキャラメル
2.サクマ式ドロップス
キャラメルもドロップスも、今でも販売されているロングセラー。選んだ本人によると「あの頃はチョコレートなんてなかったから、定番おやつといえばこれ」だったそう。
森永ミルクキャラメルって、今でこそ「南高梅」とか「ナッツ&フルーツ」とか新しいフレーバーが出ていますが、やっぱり定番は甘くて香ばしい元祖ミルク味ですよね。
また、サクマ式ドロップスといえばイチゴやレモン、オレンジ、ハッカなどいろんなフレーバーが詰まった缶入りのドロップ。遠足ではよく友達と好きな味を交換して楽しんだそうです。
以上、世代別に見た遠足の定番おやつでした!
ちなみに今回協力してもらった人以外にも話を聞いてみると、世代が同じでも地域によって違いがあったりなかったり(今回は首都圏メインで調査しました)。みなさんはどんなお菓子を持って行ってましたか?