中でもファミリーマートには、チョコプリンやカボチャプリンなどの変わりダネをのぞく、ノーマルなプリンだけで4種も(都内、2016年1月現在)。ラインナップは「濃厚カスタードプリン」「ミルクとたまごの味わいとろけるプリン」「とろ~り感動生とろプリン」「くちどけ贅沢プリン」となっています。
名前を見る限り、それぞれ異なるアピールポイントを持っているよう。でも、実際どれほど違いがあるのでしょうか?気になったので食べ比べつつ、それぞれを食べるのに見合ったシーンを考えてみました。
■濃厚カスタードプリン 190円(税込、以下同じ)
もっともシンプルなパッケージ。賞味期限が他の3種は2週間以上先なのに対し、こちらは3日後。ひとつだけ足の早い商品となっています。
とろりとなめらかな食感に、ほどよい甘さ。名前通りの濃厚なタマゴの風味に加え、ミルクのコクが感じられます。
プリンの味わいがしっかりしているせいか、カラメルソースの主張は弱め。4種の中で最も食感があり、お腹にたまるので、甘いものでお腹を満たしたいときにぴったりです。
■ミルクとたまごの味わいとろけるプリン 108円
他に比べてやや小さめのサイズで、価格も最安。
名前の通り、とろけるようななめらかな食感。タマゴよりもミルクの風味が強め。やさしい甘みが、どこか懐かしく感じられます。
カラメルもシンプルな甘さで、全体に比較的さっぱりとした味わい。サイズの点からも、お腹いっぱいだけどデザートも食べたいときに良さそう。
■とろ~り感動生とろプリン 152円
名前に「感動」と入ったプリンもなかなかないでしょう。期待が高まります。
プラスチックのフタを開けると、別添えのカラメルソース。
さらにフィルムのフタをはがすと、とろとろの…プリン?
疑問符がついてしまうほど、液体よりのプリン。カラメルソースをかけて食べると、もったり、とろりと舌の上でとろけて広がります。タマゴのコクが強く、カスタードクリームに近いかも。
ほぼ飲み物のようなゆるさですが、口にした瞬間からあと味までしっかり甘いので、ボリューム感はあります。とにかく甘いものが食べたい!というときにぜひ。
■ファミマプレミアム くちどけ贅沢プリン 210円
4種中もっとも高価な“ファミマプレミアムシリーズ”のプリン。黒とゴールドを基調とした高級感のあるパッケージには、「北海道産純生クリーム使用」「特製琥珀色のカラメルソース付」「マダガスカル産バニラビーンズ入り」など、期待をあおるフレーズの数々。中身が全く見えないのも、店内の見えない高級料亭みたいでドキドキします。
こちらもカラメルソースは別添え。
口どけは「とろ~」ですらなく「スッ」としたもの。一瞬で溶け去り、上品なミルクの味わいと、バニラの甘い香りが広がります。カラメルソースはほろ苦く、焦がした風味が本格的。
食べ比べると、思った以上に個性豊かだったプリンたち。どれにするか迷ったら、参考にしてみて下さいね。