“食べる” 水、「Ooho!」が開発され、世界の新鋭クリエイターたちがこぞって参加する Lexus Design Award 2014 で堂々の入賞を果たしたそうだ。米国メディア Fast Company が伝えている。
同メディアによると「Ooho!」は、食べられる “オーガニック皮膜” に包まれたウォーターボール。ロンドン在住の工業デザイン科研究生3人によって生み出されたそう。安価で簡単に作ることができ、害は無く、清潔だという。
研究生たちによると「80%のペットボトル容器が、リサイクルされずに捨てられている」のだそう。これ以上ペットボトルのごみを増やしたくないという思いから、この「Ooho!」は開発されたのだとか。その社会派な心意気、素晴らしいじゃないか!
ただし、難点もある。水を飲む(食べる)ときに、皮膜が破れて顔や服に水がこぼれてしまうということだ。一口サイズならまだいいが、大きなものとなると、かじった瞬間に水がだばだばとあふれ出てしまう。コツをつかむまで、ちょっと時間がかかりそうだ。
※画像の出典はすべて designboom